見えずらいですね すみません
拓殖大学客員教授の惠隆之介先生のお話をまとめたものです
なぜ、中国が沖縄を狙っているのか、沖縄の重要性について、地図をこの角度から見るとよくわかります。(ぼやけてますが) ブルーの線が日本のシーレーン 黄色の線が南西諸島
「中国は、核弾頭を積んだ潜水艦を太平洋に進出させてアメリカを威嚇したいのです。その太平洋に出る。ルートを阻んでいるのが、九州から沖縄、台湾へと続く南西諸島のラインなのですね。ここを突破すれば太平洋に出られるのです。」
中国による沖縄支配の第二のメリットはこの海域には豊富な海底資源が埋蔵されているからです
沖縄県の面積は狭小であると思っている方が多いのですが、160あまりの島々に属する海面の総面積は、本州にほぼ匹敵するのです。埋蔵されている海底資源の視点からも、今後わが国の経済発展に充分寄与できます。
軍事的・地政学的観点と、経済的利益、その両面において、中国は沖縄を絶対に手に入れたいということです。
さらに、シーレーンの問題があります。
大東亜戦争で沖縄が戦場になりましたが、私たちは沖縄戦をいま一度、総括すべきだと思います。
当時、米軍は沖縄と硫黄島にはほぼ同時に侵攻してきましたが、大本営(明治以降、戦時下で天皇に直属して陸海軍を統師した最高機関)は残存兵力のほとんどを沖縄戦に投入いたしました。それは南方からの海上輸送ルートであるシーレーンの確保が第一にあったからです。現在もシーレーンを確保するという視点で見ると、沖縄を主軸とする南西諸島は、わが国の生存上、きわめて重要な価値を持っているのです。
こうした状況の中で、国防の観点から日本を中国の脅威から守るために、今、しなけらばならないこととして、まず、自衛隊が軍隊として行動できるようにすることです。
・・・・・・中略
やはり、交戦権の放棄を定める憲法9条を見直すべきですね。実際、近隣に日本の平和を脅かす国があるわけですから、“平和憲法”を守ったせいで国が滅びる危険性があることを改めて考えなければなりません。