親日国トルコ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9692
国際原子力機関(IAEA)が福島第1原発事故についての最終報告書をまとめ、発表した。25日付各紙が報じた。
報告書の内容は、東電や日本政府の規制当局は大津波が第1原発を襲う危険を認識しながらも、実効的な対策を怠り、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判するものだという。
国際的な事故検証である本報告書は42ヵ国の専門家約180人が参加して作成された。事故の教訓を生かした提言も含まれ、今後、各国の原発安全対策に活用される。
◎報告書受け「再稼動反対」の声
この報告書の発表を受け、原発再稼働に反対する声が挙がっている。
例えば26日付の北海道新聞の社説は、安倍政権が2030年の総発電量の電源構成の中で原発の比率を20~22%とする考えを示したことを、「原発回帰」を加速させる姿勢だとして強く批判している。
しかし、今回の事故の教訓を単なる「原発否定」としていいのだろうか。
◎事故を「原発輸出」のチャンスへ
大川隆法・幸福の科学グループ総裁は、このほど福島県郡山市で行った法話「天使は見捨てない」の中で、原発問題について次のように述べた。
「確かに、震災によって被害には遭ったけれども、単に(原発を)全面否定するだけではなく、これを契機にして、『最高度に安全性の高い原子力の有効活用ができないかどうか』と考えることも一つではないでしょうか」
車、 飛行機、火力発電……。あらゆる技術は、様々な事故や失敗を経ながら安全性を高めてきた。「一度失敗したからその技術を諦める」という姿勢は、人類の進歩の歴史に反する。震災後も、トルコやベトナムなど、日本からの原発輸入を決めた国はある。地震大国だからこそ、日本の原発技術は信頼されている。
「原子力エネルギーそのものに反対する」「原発をやめるべき」という考え方は、日本のエネルギー政策を誤らせ、国を貧しくする考え方だ。まずは日本を経済的に、そしてエネルギー安全保障的に危機に陥れようとしている「原発ゼロ」状態をいち早く脱するべきだ。
その上で今回の事故の教訓を生かし、より安全な原発を開発して海外にも輸出するという未来志向的な考え方が必要だ。(真)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『天使は見捨てない 福島の震災復興と日本の未来』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1473
幸福の科学出版 『されど光はここにある 天災と人災を超えて』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=920
【関連記事】
2014年3月11日付本欄 震災から3年 東電を戦犯にする"脱原発史観"を修正せよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7509
2014年4月号記事 東日本大震災から3年 - 安倍首相、前政権による福島「強制連行」をまだ続けますか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7417
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9691
「ゲーム理論」の研究でノーベル経済学賞を受賞し、天才数学者と評されたジョン・ナッシュ氏(86)がこのほど、交通事故で亡くなった。同氏は、精神障害の一つ 「統合失調症」に苦しみながらも、数々の業績を残し、その半生が映画化(「ビューティフル・マインド」)されるなど、世界的に知られた数学者であった。
ナッシュ氏は幼少期より勉強熱心で、12歳の頃には自室で実験し始めたと言う。その神童ぶりを示すように、彼がプリンストン大学院に進学を希望した際、カーネギー工科大学の R.J.ダフィン氏が、大学院への推薦状に「この人物は天才です」と1行しか書かなかった。だが一方で、ナッシュ氏は、常人には理解ができない“奇行"も 多く、一部からは「狂人」呼ばわりもされた。
◎数学の思索は座禅と似ている
「天才と狂人は紙一重」という言葉もあるが、それを見分けることは難しい。
これに対し、大川隆法・幸福の科学グループ総裁は著書『「未来産業学」とは何か』の中で、ナッシュ氏についてこう述べている。
「この人は、数学的には天才だが、異常の世界に入り込んでいるということでしたが、要するに"見える"わけです。本当は、霊界のいろいろなものが見えて、そうした人たちが話しかけているのですが、それについての知識を持っていないために、分からないのです」
「『病気にかかっていた』ということになってはいるのですが、おそらく、実際には、そういうものを突き詰めていく、数学の天才というレベルまで行くと、精神を集中して座禅などに取り組むのと同じ効果があり、あまりにも純粋で透明になって真理に向かっていくと、その世界に通じていくのではないかと思うのです」
数学での思索は、座禅と似ている。ナッシュ氏は研究に没頭する中で、目に見えないものまで見えたのであろう。ナッシュ氏は決して、狂人ではないのだ。
◎現代の科学に疑問符をつける岡潔博士
また科学と宗教に関連して、日本の代表的数学者の一人で、“数学のノーベル賞"とも呼ばれる「フィールズ賞」を受賞した岡潔氏が数々の思想を残している。
例えば、岡氏は講演で「物質は諸法則を常に守って決して背かない。何故か。これに対しても自然科学は一言も答えられない。(中略)人は感覚することができる。何故か。これに対してすら自然科学は一言も答えることができない」などと本質的な疑問を投げかけ、唯物的側面が強い"科学の常識"に対して疑問を呈していた。
科学と宗教の関係を突き詰めれば、両者は対立したものではないことが分かる。科学界は、唯物論に傾斜する現在の風潮を改め、「神がつくられた世界」を解明するという使命に立ち返るべきだ。(山本慧)
【関連書籍】
大川隆法著 『「未来産業学」とは何か』 幸福の科学出版
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1049
大川隆法著 『湯川秀樹のスーパーインスピレーション』 幸福の科学出版
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1087
【関連記事】
2015年1月11日付本欄 3分でわかるアインシュタインの業績【3分で学ぶ世界の教養】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9034
2014年3月17日付本欄 天才物理学者・湯川秀樹博士が考える未来産業とは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7531
[HRPニュースファイル1379]
http://hrp-newsfile.jp/2015/2235/
文/幸福実現党・政務調査会 佐々木勝浩
◆沖縄県辺野古へ
5月16日~18日まで沖縄に行ってきました。
米軍の移転反対派は、名護市辺野古にある米軍基地キャンプシュワブの正門前を占拠して居座り続けています。
初日の16日は、その反対派に抗議するため辺野古に住んでいる青年の皆さんが中心になってデモをするというので私も合流し参加しました。
マスコミが流す報道を聞いていると沖縄県民の住民の皆さんのすべてが米軍反対だと言う印象を受けますが、実際には違います。それは地元の青年の方と話してみても分かります。
辺野古の住民の皆さんは、米軍の辺野古移設は賛成と言うと、反対派から執拗な嫌がらせを受けるので、移設賛成と言えない空気があります。つまり言論が封殺されているのです。
◆基地反対派の中に入ってみる
実はデモに合流する前に時間があったので、米軍基地反対派の中に入ってみました。
中に入って分かったことは、沖縄県民の方が一部いることはいますが、沖縄県外から動員されてきた労働組合員が多いと言うことです。
実際にテントから少しは離れたところで労働組合員がバスに乗り込み帰るところを目撃しました。バスの表示は某鉄道会社の名前でした。
◆琉球独立学会シンポジウム
デモが終わると、場所を変え沖縄の大学で行われた「琉球独立学会」結成2周年の講演シンポジウムに参加しました。正式には「琉球民族独立総合研究学会」といい、日本から沖縄を独立させるために活動をしている団体です。
以前のニュースファイルでも書いたように、沖縄は日本であり同じ民族です。これは間違いがありません。
だから私はかつて先人たちが沖縄を守ろうとしてきたと同じように、同じ同胞である沖縄を守りたいという強い思いがあります。
今回参加して分かったことがあります。主催者や参加者は、純粋に沖縄を日本から独立させることが沖縄のためになると信じていることです。
「米軍基地があるから沖縄がまた戦争に巻き込まれてしまう」「沖縄を非武装中立にすれば戦争に巻き込まれない」「中国は沖縄を取りにこない」と信じています。
要するに問われているのは、琉球独立学会の考えを進めたら沖縄県民を幸福にするのか、それとも幸福実現党が考えていることを進めたら沖縄県民を幸福にできるのか、競争しているのだと思いました。
琉球独立学会は、「沖縄の世界観しか持っておらず国際情勢の視野が狭い」ので真実が見えていません。米軍を追い出しても中国を甘く見れば沖縄は簡単に飲み込まれてしまい、県民を不幸にしてしまいます。
今後、どこかで琉球独立学会とは議論をする機会があるでしょう。
沖縄を中国に差し出したい確信犯は別にして、彼らも同じく沖縄を愛しています。問題は「国際情勢の認識が狭い」ということです。この部分が分かれば変わる可能性はあります。
◆5.17沖縄県民大会【沖縄最前線!】
翌日17日は、幸福実現党・矢内筆勝総務会長(兼)出版局長と合流し、沖縄セルラースタジアムで開催された「米軍の辺野古への移設計画阻止を訴える県民大会」の開場前で地元の有志の皆さんと、中国の脅威を訴えるチラシを配布しました。
矢内局長ブログより「オール左翼」の5.17沖縄県民大会【沖縄最前線!】
http://yanai-hissho.hr-party.jp/etc/2525.html
チラシは驚くほどの受け取り率でしたが、時には「なんで幸福実現党がここでチラシを配ってんだ!」「幸福実現党は米軍賛成だろ!」と怒りチラシを破り捨てたり、丸めて捨てたりされました。
そうした方には迷いなく私の執拗な追っかけが始まります。「反対の意見も聞いてみるのも勉強になりますよ。」
2枚目のチラシが目の前に差し出されると、中には根負けして受け取っていく人もいます。
3日目の18日は、朝6時半出発、普天間基地前で「米軍出て行け!」とヘイトスピーチを行う人たちに対して「ハートクリーン運動」を行いました。
「ハートクリーン運動」とは、左派の「口汚い言葉」を浄化するように米軍の皆さんへの感謝の言葉を伝える運動です。
その際に車を基地近くの駐車場に止めたのですが、管理人さんは、最初はヘイトスピーチがうるさくやめるように促したそうです。それでもやめないので、そのうち注意をあきらめたそうです。
5.17沖縄県民大会では、「屈しない」のゼッケンや、プラカードをたくさん見ました。つまりどんなことがあっても「屈しない」、それが彼らの合言葉です。
本当は保守こそが、この「屈しない」という言葉を取り返す必要があります。それが出来ていないから沖縄は、今の状況に追い込まれているのです。
◆辺野古での街宣
その後、矢内局長ら有志と辺野古へ。辺野古を占拠する反対派の前で街宣を決行するためです。
キャンプシュワブ ゲート前での幸福実現党街宣【矢内筆勝】
https://www.youtube.com/watch?v=cHGZWeWZgnw#t=14
この後、那覇に戻り、地元に住む方々との懇談の時間を持ちました。これが3日間の主な活動です。
この3日間で感じたことは、今回は対反対派でしたが、最終的に本当に私たちが相対するべきは、「5.17沖縄県民大会」の左翼や「辺野古に居座る左翼」ではなく、「一般の沖縄県民のみなさん」であることです。
つまり沖縄県民の皆さんに真実を伝えることです。そして共に沖縄を真に守る活動を起こさなければなりません。これが私たち幸福実現党の使命です。
普天間と辺野古の位置
(名護市と国頭郡宜野座村にまたがる)辺野古にあるキャンプシュワブ
(在日米軍海兵隊の基地)と飛行場予定地
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