今日は、日本ダービーとやらで、新聞のスポーツ欄は競馬記事で賑わっています。サラブレッドにとっては甲子園、或いはそれ以上のようなものなのでしょうか?年間約1万頭生まれる同期の競走馬の頂点に立てるレースなのだそうです。それも、出場できるのは、これ1回だけですから、ダービー馬というのは、運と実力が無いと勝てないと言われているレースなのだそうです。
実は、私は、競馬観戦が結構好きでなのです。馬券はほとんど買わないので競馬ファンという部類には入らないかもしれません。サラブレッドが走るを見るのが好きな午年生まれのオヤジです。古くは、30年以上前のハイセイコーという人気馬がいた頃からサラブレッドが好きなのです。府中の東京競馬場、船橋の中山競馬場、ローカルの大井競馬場などの国内の競馬場から、メキシコ・シティーのラス・アメリカス競馬場、米国ロス・アンゼルスのサンタ・アニータ競馬場、パリのロンシャン競馬場などに実際に競馬を見に行ったことがあります。
今は、仕事の関係でなかなか海外へ行く機会はありませんが、以前は逆に出張が多く、時間があれば、時として競馬場を覗いていたのでした。出張帰りのプライベートトリップでは、カミさんを連れて行くこともあります。カミさんは、競馬のことは何も分からず、今でも全く興味は無いのですが、競馬場は女性でもそれなりには楽しめます。15年前のロスのサンタ・アニータでは、たまたまお互いに数レース当たったものですから、リトル東京での食事と飛行場の免税店でのバッグがゲットできました。
12年前のパリのロンシャン競馬場にも、今の季節にカミさんを連れて行きました。コースが一望できる素敵なフランス料理店が競馬場内にあり、そこでフランス料理とシャンパンを頂きながら、競馬観戦しました。このロンシャン競馬場の良いところは、さりげなく席を立ち、レストラン内で馬券が買えるところにあります。馬券を買われる本物の競馬ファンの方々ならば奥様を連れての観光コースとしても決しておかしくありません。まして、同じフランスのシャンティ競馬場では「エルメス賞」なるレースがあり、あの馬具メーカーであったエルメスがスポンサーになっている競馬レースなのだそうです。エルメスの衣装を身につけたレディー達が多数来場するファッションショーのような華やかな雰囲気のレースなのだそうです。是非一度は行ってみたいレースですね!
昔は、競馬新聞に赤鉛筆片手のよれよれのオジサン達の溜まり場だった日本の競馬場も、最近は親子連れや若いカップルの姿が当たり前になり、賭博場の面影は全く無くなった事は大変結構なことだと思っています。本来、競馬場は、本場英国でも王室や貴族達が来場するような社交場ですから、着飾って行くところなのですから。
ところで、ハリウッド・スターのトミー・リー・ジョーンズが出演している、某缶コーヒーのコマーシャルの最新版は、宇宙人「ジョーンズ」が厩務員役になっており、かつての日本ダービー馬であるディープ・インパクト(ロンシャンでの凱旋門賞では勝てませんでしたが・・・)も出演していました。ちなみに、このコマーシャルのシリーズは、私の大のお気に入りのコマーシャルシリーズです。宇宙人「ジョーンズ」が、サラリーマンや宅配ドライバー、カラオケ店の店員として潜入調査して、地球人(日本人)を調査分析する設定のようなのですが、とにかくその宇宙人の鋭い観察力には毎回笑えます(^O^)。