行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

相続法制が大きく変わる?

2016-06-22 10:56:00 | 行政書士のお仕事
 22日付けの日本経済新聞電子版の記事によれば、

 相続法制が大きく変わるかもしれないそうです。

 平成26年1月から1年間掛けて行われた

 「相続法制検討ワーキングチーム」による

 報告書がたたき台となるようです。

 それによると、例えば、

 1.配偶者が、子供2人で相続する場合

   配偶者の相続割合:1/2+1/2*1/3
 
           =2/3(現1/2)


 2.配偶者が、直系尊属と相続する場合

      同    :1/2+1/2*1/2

           =3/4(現2/3)     

 3.配偶者が、被相続人の兄弟姉妹と

   相続する場合

      同    :1/2+1/2*2/3

           =5/6(現3/4)

 と、区民相談などで長年答えていた相続割合と

 異なる割合となりそうです。

 また、遺留分の変更や長年住み続けてきた

 住宅の居住権や優先相続権の創設、或いは、

 療養看護型の特別寄与分新設なども

 検討されているようです。

 今後、相続法とその手続法を勉強し直さなければ、

 ならないかもしれませんね(^_-)

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