本日土曜日、東京の某隣接県にお住まいの
外国人クライアントが居る私鉄沿線の駅に
久しぶりに行きました。
6年前、その奥様のご主人である中東系の方の
在留特別許可手続で、お手伝いさせて頂きました。
ご主人は、中東系でありながら、実に流暢なスペイン語と日本語を
話されていました。
ところが、茨城県に長くお住まいであったせいか、
茨後弁なまりの妙なスペイン語と日本語を話すという
実に楽しい方であったのでした。
奥様は当時はまだ若く20歳前後の方であったのですが、
その中東の方は40歳前後の方で、20歳も若い奥様と
結婚されたケースでもありました。
それでも、その中東系のご主人は、大変お優しい方で
その若い奥様の我が儘をとても楽しそうに受け入れていたという
実に懐の深い方であったのでした。
そんな、お二人に5年半ぶりにお会いして、
その中東系のご主人様と、出生後の届出が30日を過ぎてしまって、
永住許可を貰い損なったお子様の永住許可の申請の
ご依頼をして頂いたのでした。
茨城なまりのスペイン語は、今では標準語並のアクセントになっていました。
また、日本語が苦手であった奥様は、驚くほど日本語が上達されていました。
私達はスペイン語で話していた思うと、突然日本語での会話に
変わったりして、周りにいたバーガーショップの女子高校生達は、
私達がスペイン語で話したかと思うと突然日本語の会話になったりした事で、
何とも不思議な我々の会話に大変驚いていたようでした。
それにしてもこのご夫婦、この6年の間にお子様もお二人誕生した割には
ちっとも変わらず、本当に仲良しなご夫婦でとても嬉しく思いました。
この様に仲睦ばしいお幸せなご夫婦に関われた事は、
この行政書士の仕事をしていて、本当に良かったと感じることができます。
帰化のご相談もありましたので、きっとまたご依頼頂けるかと思います。
どちらと言えば、深刻なケースが圧倒的に多い身分系のご依頼の中で、
こういった心の和むご依頼は、まさに行政書士として
本当に嬉しいご依頼なのです!