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2005-12-26 | あきなひ

スーパー・百貨店融合の新モデル目指す…統合正式発表
( 2005年12月26日 (月) 20:17 読売新聞)

鈴木会長は「(スーパーと百貨店を合わせた)新しいモデルを作る夢を実現させたい」と述べ、業界の垣根を超えた再編の意義を強調した。

 また、和田社長は、2007年2月期に予定していた上場を見送って経営統合に踏み切った理由について、「最近の敵対的買収を見て、安定株主対策が必要と考えた」と説明し、敵対的買収の動きが経営統合のきっかけとなったことを示唆した。その上で、「古い価値観で問題を見るべきではない。次なる国際化の時代や業態間競争の中で、新しい価値を生み出すことを目指す」と述べた。

「〇〇と〇〇の融合」という謳い文句や、「自分が買わなければ誰か(この場合はウォルマート?)に買われてしまう」「ちょうど金なら持ってる」という動機は、ホリエモンや三木谷氏と似ていますね。

しかも、セブン&アイホールディングスの取締役会で鈴木会長に意見をできる人がいないところまでそっくりかも。

違いは上場企業に対する敵対的買収かどうか、ですが、そこが取り上げられ方の違いに反映しているんでしょうか。
それとも、今回の話は業界内のM&Aなので、マスコミの「想定内」ということなんですかね。


ずっと「冬の時代」「構造不況業種」とマスコミに叩かれてきた百貨店が、景気が上向いただけで「衣料品の落ち込みに悩むGMSへの高級イメージの救世主」になった(「構造」じゃなかった?)わけではないでしょうから、どんな改革をしたのかについては興味があります。
そのうちどこかが特集してくれるでしょう。

価格ですが65%を1300億ということは、企業価値として2000億と見ているわけですね。
ただ、ミレニアム・ホールディングスの業績が不明なので高いか安いかはわかりません。

コメント
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