一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『グッドナイト・ムーン』

2010-02-21 | キネマ
邦題は『グッドナイト・ムーン』ですが、原題は"Stepmom"。「継母」とかとストレートに訳すとPolitical Correctnessに引っ掛かると思ったのか、単にイメージがよくなかったのかは不明。
それに1998年の映画なのでまだ原題をカタカナにしたタイトルは流行っていなかったのかもしれません。

売れっ子フォトグラファー(ジュリア・ロバーツ)が恋人(エド・ハリス)の2人の子供とともに同棲を始めるが、恋人の離婚した妻(スーザン・サランドン)と子供を巡って・・・という話。

女性二人の好対照なキャラクター・人生観を軸に笑いながらもホロリとさせられる、アメリカン・ホームドラマの良作です。

脚本がとてもよくできていて、二人の子供の無邪気でかつ情け容赦ないセリフが出色です。
スーザン・サランドンがジュリア・ロバーツを評して「(家事は全然ダメだけど)美人でしょ」というのに対して子供たちが「でも口が大きいもん」と言ったところで思わず吹き出してしまいました。
(そこのバランスの悪さが、シリアスな演技をしても大根っぽく見えちゃう理由なんだな、と改めて納得)



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