計画停電のニュースを見るにつけ、供給能力を上回る需要(要求)がきたときに、いきなり大規模停電を起こしてしまうよりは、あらかじめ計画停電(息抜き・手抜きw)をしたり、過度な需要は抑制するようにアピールするのも、メンタルヘルス上のサラリーマンの知恵だなと思う今日この頃です。
電力については夏場のピークをどうするかがこれからの課題。
野村総合研究所のレポート(参照)によれば、節電対策として話題になっているサマータイム、総量規制、ピーク時間帯の料金値上げによる需要抑制、夏季休暇の長期化・分散化、輪番操業は、効果が限定的だったり実現可能性がネックで切り札とまではいえないようです。
個人的には今年のクールビズは思いっきりドレスコードが緩和されそうなので、盛夏用スーツは買い控えようか、などと思っています。
髪も今年の夏は思いっきり短くしようと思い、先日髪を切りに行ったのですが、実は理容室・美容室は法令で照度の下限が決められているんで照明の節電には限度があるんだそうです。
このように節電には法令がハードルになるというのは結構あるようです。
事務所の空調を止めようとしてもビル衛生管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)で室内温度は28度以下に保つように義務付けられているとか、停電中の建物は火災警報装置などの消防設備が機能しない(自家発電装置があれば別ですが)ので消防法で使用が認められないので館内にとどまってはいけないとかがあるそうです。
工場などの作業環境については労働安全衛生法上の様々な規制もあります。
また、直接のネックではないですが、夜間操業は労働基準法上の割増賃金が必要になるし、輪番操業は労働協約や雇用契約の変更が必要になります。
これらはもともと人身の安全のためのルールなのですが、過剰だったり二十規制だったり時代にそぐわないものも毛校あると思うので、今回は基準を見直すいい機会だと思います(政治家や役所の焼け太りには要注意ですが)。
最新の画像[もっと見る]
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前
- 大塚国際美術館+鳴門の渦潮 6年前