武漢肺炎の危機でもお役所仕事、崩れることはありませんでした。
「そのうちやるが、もちろん今日はやらない。」
これです。
例えば中共南朝鮮からの入国規制や緊急事態宣言に踏み切らない理由、あれこれ説明していましたが帰するところはこれでした。
ただ優秀な日本の役人が何もせず問題を放置しているわけではありません。
それが出ているのが「そのうちやるが」の部分です。
そのうち実行するため「関係各方面と緊密に連絡」したり、「適用に当たって慎重に検討を重ねて」はいるのでしょう。
問題は時間の観念よりそうした手続きの方を優先固執していること。
こう言うと「官僚主義」の語を思い浮かべるかもしれませんが、「主義」や原理というより惰性のようなものですから官僚主義とは呼ばないでおきます。
それと安倍政権の武漢肺炎対策は遅いと言われます。
確かに政治に起因する部分もあるでしょうけれど、永久不滅の役所の習性による遅さもありこちらはなかなか改まらない。
そしてこの「もちろん今日はやらない」の対極。
確か日清食品創業者の安藤百福の言葉だったと思いますが「君は今日何をやるのか?」
このあたりでは?