不運か必然か…ミッドウェー海戦の６月４日に思うこと…

今日６月４日は昭和17年(西暦1942年)のこの日、ミッドウェー海戦があった日です。
ただし時差や戦闘の開始をいつとするかで違ってきて、開戦の本格戦闘があったのは日本時間では5日になります。

この海戦の内容については有名なので特に書きません。
ただ真珠湾攻撃の成功がミッドウェーの失敗で一気に逆転したみたいな単純化はしない方がいいのでは？

真珠湾→ミッドウェーより、珊瑚海海戦→ミッドウェーの流れで見れば、日本側の問題点が見えてきます。
珊瑚海海戦はこの年の5月8日にありましたから、わずか1か月もたたないうちに次の大海戦へと進みました。

そして珊瑚海海戦で日本側はかなりの損害があり、それが埋まらないまま、失敗の分析も十分行われない状態でミッドウェー海戦に臨んだ。
要するにかなりの無理があった。

ミッドウェー海戦は不運の連続が強調されがちですが、こうした必然の流れも見た方がいいのでは？