自転車で街へ出て チャリをついてアーケードを歩くと 香水屋さんの店先に
マリリン・モンローがおりました。
ジルスュアート 少量入荷 早い者勝ち!! ジノレスュアートかな?
ん? 香水もオーデコロンも愛用しない女には とんと不明なことですが モンローと
いえばシャネルの5番と これくらいは知っており しかしどんな香りかと聞かれても
さぁ~ 知らんがね となります。
マリリン・モンローの名前を知らない日本人は 滅多におらんと思いますが 36歳の
女盛りに亡くなって もう50年以上が経ち 今健在ならば 88歳になっております。
この前 新聞のTV欄でモンローの『帰らざる河』を見つけ 確かにビデオ予約を
したつもりが 取れておらず残念です。
1954年製作の『帰らざる河』は ロバート・ミッチャムとモンロー主演の米映画で
カナディアンロッキーの激流ボー川を いかだでくだるシーンが印象的です。
3年前に定年退職したとき 卒業記念として どこか旅行しようと 少し前に仕事を卒業した
夫と あれこれパンフレットを見ていたとき これだ! と妻が独断で決めました。
カナダのバンフで 50年前モンローが 帰らざる河のロケ中 宿泊したホテルに泊まるという
ことと 旅の最終がこれもモンローがロケをした ナイアガラへ行くツアーです。
『秋のメイプル街道 ゆったりカナダ周遊10日間』 は まずバンクーバーに降りたち 列車や
飛行機を乗り継ぎ 大陸を横断して最後はトロントから日本へ というコースです。
バンフの スプリングスホテルと ボー川です。
この川の上流でロケが行われたそうで ホテル内にはロケの合間でしょうか にこやかに
ゴルフを楽しむ 50年前の モンローの写真がありました。
1953年制作の『ナイアガラ』は ジョゼフ・コットンと モンロー主演の米映画で
モンローウォークを披露した彼女は この1本で 世界中の殿方の恋人となります。
J・コットンとモンロー演じる愛の冷めた夫婦は 浮気女のモンローが愛人と共謀して 夫を
殺そうとしますが 反対に愛人が殺られ 浮気妻まで殺すべく 夫は逃げる妻を追います。
浮気女を演じるモンローは 演じなくとも板についた役柄で ついに夫に捕まった妻は殺害
され 教会の鐘が滝に鳴り響き その後夫は滝に落ちていきます。
ナイアガラ滝近辺で もちろん50年前にロケをしたはずですが 付近の風景が50年も経てば
ずいぶん変わっており ホテルやカジノの巨大な建物ばかりの 現代のナイアガラフォールズでした。
ずぶ濡れになった 霧の乙女号から そそり立つ水の壁をパチリです。
マリリン・モンローが生きておれば ひょっとしてメリル・ストリープのような 演技派女優に
なっていたかも知れませんが あの若さで謎の死を遂げたため 殺害説も流れました。
また 衝撃の死を遂げた大統領の 恋人だった説もありますが もう今では 伝説となった長い
長い年月が流れました。