飛蚊症。
2014-09-14 | 日記
朝 新聞を読んでいて ふと目を上げると 目の端に 黒い小さな点が
ゆらゆらと降りてきて また PC打ち込みをしているとき 雨音がする
窓辺に目を移すと またも ゆらゆらと黒い点が動きます。
以前母が 顔の前で 蚊をたたくかのように 両手をパチンと打ちますと
そう施設から言われ 眼科で診てもらうと 飛蚊症です との診断でした。
飛蚊症とは老化現象の一つで これという 治療法がないとも知りました。
同世代が多い プール仲間に聞いても 大半が 目の中のゆらゆらは
あるらしく 飛蚊症を患う そんな歳になったのですね。
同い年の旅友は 日帰りバス旅の車中でも 腰とイスの間に ストッキングに
入れた ゴムのボールを挟んで腰痛を防ぎ 手から腕にかけては 貼り薬を
ぺたりと貼って 昨年からの腱鞘炎が まだ完治しないと嘆きます。
年々衰える 容色はもちろんですか 体力の衰えからか 2-3年前までは
苦もなく出来ていたことが なぜか今年は出来ない そんなことも増えました。
加齢とともに それは仕方のないことと 頭では理解できても 動かぬ体や
それに伴い やる気の起きぬ気分に これじゃ いかんと自分に言い聞かせ
重い体を引きずるように プールへいきます。
しんどくても 泳げば体は動くことに目覚め プール友と話すことにより
うつうつした心も晴れて 心身のウサは飛びます。
100歳超えの老人が 島根県に次いで高知は 日本で2番目に多い県という記事を
敬老の日を前にしての 新聞で知りました。
日本女性の平均寿命は世界一となり やがては 90歳に達するのでは と思えば
その歳にはまだ25年もあり それまで持つのかこの体 すっかりガタがきた機械は
メンテナンスしながら だまし だまし 使い続けねばなりません。
酔芙蓉の花が好きで たびたび撮りますが 朝の白い顔 昼間のちょい酔った顔
夕方になり酩酊し ついに 真っ赤になってしぼんでいく たった1日で一生分の
移ろいを見せる一日花は 待ちかねた青空が嬉しそうです。