くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

おはぎ今昔。

2014-09-26 | 食物関係

お彼岸には必ず 母ちゃんがおはぎを作った と夫が言います。         

今までは買っていましたが お彼岸も明ける頃になって この歳で
初めて おはぎを作ることにしました。

夫の田舎では 1升飯で作ったおはぎをお重に詰めて 自転車に乗り
親戚に配る大役は 当時 小学生の夫だったそうです。

お返しは その家のおはぎをもらって帰ったと言い もらったおはぎは
それぞれ各家の味がしたそうで ほのぼのとした古きよき時代の 昭和
32-3年頃の話でしょうか。
              
え~とぉ もち米 あんこ きな粉 黒ゴマと メモを持ってスーパーへ。

もち米2合白米1合 計3合で 太り過ぎの12個が完成です。上に掛けたり
中に包むあんこが 予想より膨れて デカくなりすぎました。 

クックパッド頼りの初おはぎは まずくとも 食べてもらわねば始末がつかず
娘宅へも配りましたが あまり歓迎してない様子です。

「捨てたりしたら 絶対 バチが当たるきね!」  釘を刺して置いてきました。

昔 母が作ったおはぎも げんこつほどの大きさで 食べでがありました。

今のように既製品のあんこがなく 前の晩から煮るわけで 手間がかかる分
明日はおはぎだ! とワクワクしましたが 今の若者は喜びません。

もっとも あんこもきな粉もスーパーにあり ご飯さえ炊けばすぐ出来ると
便利な世の中になって ありがたみも薄れたのでしょう。      

                   
                  
                                      

コメント (34)
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