かつての経団連の土光敏夫会長は 数々の行政改革をなしとげた人ですが
彼の名をいちやく有名にしたのは 自宅での食事風景でした。
当時の土光さんなら どんなぜいたくも望めたはずが 食卓に並ぶおかずは
めざしに汁物というじつに質素な食事で 以後『めざしの土光さん』として
親しまれました。
土光さんに似ていると言ったらバチが当たりそうですが 食べ物の好みだけ
似たわが家です。
切らすことなく長年愛しためざしが 徐々に値を上げ 今は1匹100円近く
するようになり いつからかわが家のめざしは いわしに化けました。
いわしの一日干し(ひいといぼし)はめざしに比べると 乾ききってないぶん
柔らかです。
そして無塩のサケも年中 切らすことなく冷凍しており 朝ご飯にいわしと
サケを交互に焼いています。
この日はポイント5倍日でしたので お買得サケパックを2つ買いました。
ご飯にみそ汁・いわし・万願寺・にら玉子・納豆・牛乳の朝食は いわし2匹
が夫で私は1匹です。いわしを2匹食べたら ご飯を2杯食べたくなりますから。
平成・令和と時代は移っても 進歩を忘れたわが家の食卓は昭和のままです。
令和のつぎが わが家にはもう来ませんので 食卓は昭和のままで終りです。