パーマをかけに行った美容院で 昔いっしょに仕事をしたA子に
会いました。
1977年に〇さんの結婚披露宴で 私ら3人で キャンディーズの
『年下の男の子』を歌うたよねぇ とA子が言います。
そうやったねと当時が蘇ります。昼休みに会議室に籠り 中から
鍵をかけラジカセで曲を流し『振り』の練習をした日がなつかしい。
おばさん3人組も当時は20代。そら 本家には遠くおよばずとも
そこそこいけて お肌もぴちぴち。老人イボなど無縁の時代です。
♬ あいつは あいつは かわいい とししぃたの おとこのこぉ~ ♬
猛練習のかいあって 本番では歌も振りもうまくいきました。
歌い終え席に戻ろうとすると 私の服をひっぱり A子が叫びました。
「アンコールをいただき ありがとうございます もう一回うたいます!」
ええっ いつアンコールがあったの? と思いつつ 再度うたいました。
席に戻ってA子に聞くと 歌いおわると アンコールっ と間髪入れず
叫ぶ大向う役のB夫が 酔っぱらい やらせのシナリオを忘れたらしい
あったねぇ そんなこと あれから44年やものね。
本家のスーちゃんは天に昇り 田舎のキャンディーズは3人とも
70過ぎのばあさんになった。
キャンディーズ解散のころには まだ生まれてもない美容師が
2人の会話を聞いて ころころ笑いました。