昨日の夕方のニュースで ノーベル物理学賞が 真鍋淑郎氏90歳に
決まったと報じられました。
プリンストン大学上席研究員の 真鍋氏の年齢にも驚きましたが
20代で米国へ渡り60年を超え 米国籍を取得している氏は米国人
としての受賞者となるそうです そらそうですね。
地球温暖化 先駆的研究で受賞とのことで ノーベル賞の受賞は
この分野で初めてとなったようです。
物理化学分野の 日本人ノーベル賞受賞者は今まで何人もいたものの
米国在住の日本人研究者が多く ほとんど初めて聞く名前ばかりです。
それが最近は 中国へ移る研究者が多いそうで 年間10人ほど理系の
研究者が 中国の大学へ移っている と関係者は語ります。
中国は世界中から 優秀な頭脳を招致する 国家プロジェクトである
『千人計画』を立てて ひろく欧米からも研究者を集めているらしい。
優秀な頭脳の研究成果が 軍事に使われるのでは? と怖れられている
ことを聞くと たしかに不気味な国です。
最近のノーベル賞受賞者は TVでもおなじみの山中伸弥先生がすぐに
浮かびますが 私のイチオシは オプジーボの本庶佑先生です。
阪神タイガースの熱烈ファンである先生の ノーベル賞受賞後の
会見で 2018年当時 5位~6位を行ったり来たりのトラについて
どうすれば強くなるか? と聞かれ 「まず 指揮官の交代ですね」
と答え 会場が沸きました。
ふつう有名人はTVで「チーム一丸となって」などと言うものです。
いっぺんでファンになりました。
ご指示通りに指揮官も交代しました。ゴールが近づいた今 熱の
入った応援をされているでしょう。