goo blog サービス終了のお知らせ 

くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

『養老先生、病院へ行く』。

2021-09-08 | 日記

養老孟司氏と中川恵一氏共著の『養老先生、病院へ行く』という
本をよみました。その途中で注文した『遺言』はすぐに届きました。
 

血液を送る動脈が詰まり カテーテル治療を受けて病を克服した友が
この本を紹介しておられ 養老ファンの私はすぐに買いました。

『まいにち養老先生、ときどきまる』で先生と 飼いネコまるクンの
ほんわか番組は毎回のたのしみでしたが 残念なことに 昨年の暮れ
まるクンは天に昇りました。

折れ耳スコティッシュのまるクン 享年18歳
 

まるクンが逝って3ヵ月後 雄ネコで 立ち耳スコティッシュの
わが家のガメも 天に昇りました。 享年16歳
 

本の内容は「病院嫌い」の養老先生82歳が   1年で15㌔も目方が落ち
調子もすぐれずで 昨年6月 25年ぶりに東大病院へ行き 教え子の
中川先生に診てもらったところ

心筋梗塞との診断でそのまま入院し カテーテル治療を受けたそうで
2週間の入院となりました。

心臓の太い血管が詰まりかけており 危険な状態だったと 中川先生
が書いています。養老先生 医者の不養生です。

養老先生のまるクンへの想いも綴られ 同じころネコを見送った私は
ヤツのいない暮らしに慣れたものの 会いたい思いがこみあげます。

この本は発売3ヵ月で7.5万部突破のベストセラーとなり これからも
増刷するでしょう。

そうなると印税はどう分けるのか?  とゲスはすぐにお金を考えます。
共著ですから折半になるのかな?  いやいや・・。

 養老   中川くん印税だけどね この本のもう一人のライターは
      まるだよね だから印税は7ー3に分けようよ 7が私ね。

 中川   はい わかりました先生。

てなことを養老先生が言うはずはなく ゲス女の脚本でございました。

「コロナ禍で 多くの人が受診を自粛するため ガンの発見が遅れる」
と中川先生が書いています。ん?な時はマスクして早めに病院へ   です。   

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いぶりがっこ。 | トップ | いまのお香典事情。 »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
杏子さんへ (くりまんじゅう)
2021-09-09 17:35:14
私の年齢になると 皆なんらかの薬を飲んでいます。
降圧剤・糖尿病・痛風・その他にも何種類もの薬を飲みプラス栄養ドリンクも
飲んでいます。病院が薬を出し過ぎる気もしますが それによって病院も
薬局もやっていけるでしょうね。

ご主人は11年前心筋梗塞でステント治療をされましたか。
今は便利になりましたよね 昔なら大手術になるところを 細い管で治療できますから。
杏子さんご自身も20余年前とは ずいぶん若いころに肺の病を克服されたのですね。

病院へ行かずコロナにも感染せず長生きして 元気でご飯を食べて 翌日ころりと
老衰で死ぬが理想ですが まず無理でしょうね。
杏子さん くさぎ のご説明ありがとうございました。
返信する
欲ははかりしれず・・・ (杏子)
2021-09-09 14:56:32
もう、「いつお迎えが来てもいい」なんて言ってもせっせと薬のんでる自分が可笑しいと思いながら、また「くすりのんだかな?」とゴミ箱あさります。

『養老先生、病院へ行く』これ読んでみたいです。

連れ合いは11年前にもなりましょうか、心筋梗塞で危ういところ、ステント3本で長生きしています。
20余年前、私もひと夏で5Kの体重減、変だと娘婿のすすめで受診したら、とんでもない肺の病発覚、薬漬けで細々ながら生きておりますので。
年1回でもいいから検診は大事かとおもいます。
返信する
きみちゃんへ (くりまんじゅう)
2021-09-09 09:00:45
養老先生の講演を聴かれましたか 先生はあちこちへ出かけ講演しているようで
近くへ来られたら行きたいと思いますが 今は無理ですね。
来年の手帳の予定に書けないのが寿命 とはその通りです。

今もう一冊買った『遺言』を読んでいます。題名から老後についての
ああしなさい これはしてはいけない等の養老先生の教えかと思えば
頭のいい人は一般人が見る角度と全然違う角度から物事を見ており
人の意識と感覚に対する解剖学者の 科学的な感覚・意識・生死の
養老哲学が満載の本でした。

ユーモアの箇所もありましたが この本は私の頭には難しすぎる内容でした。
間を置いて再読したら 今よりは理解できるのではないかと思います。

この『遺言』を3年前の奥様との豪華クルーズの旅行中 船上ですることがないので
執筆したそうで 先生 旅行中は旅を楽しんでくださいよと思いました。
返信する
Unknown (きみちゃん)
2021-09-08 22:47:12
こんばんは!!働いていた時、養老先生の講演会に行きました。
その時、みんな来年の予定なんかを手帳に書くけれど、、一番わからないのが寿命だと話されていました。とても楽しいお話でました。
返信する
モバさまへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 21:44:32
モバさまにいい本を紹介してもらいました。
まず 養老先生は何冊も本を出しているからか文章が面白いです。
養老先生はこの歳になるまで 健康診断やがん検診を一切受けなかったし
今回のカテーテル手術を受けるまでは ヘビースモーカーでもありました。

自身も医者なのに「医師の手に掛かったら 医療制度に巻き込まれるから
飼いネコにならず野良ネコでいる」とのことで今回の入院中に何か起こさぬよう
中川先生は心配したようですが 入院中は優等生だったと書いてあります。

手術はうまくいき ついでに両目の白内障手術もすませた養老先生は
また野良ネコに戻っていった と書かれています。
一人称・二人称・三人称の死 は私にはいまいち分かりませんが
養老先生独特の哲学ですね。

ガンについてはだれよりも詳しく その道の最高の医者である中川先生が
ガンを患ったことを思えば なるときゃーなると気楽に構えたらいいでしょうかね。
返信する
Unknown (mobilis-in-mobili)
2021-09-08 17:35:55
養老先生独特の死生観が展開されて興味深く読ませて戴きました。
一人称の死、二人称の死、三人称の死という分類などです。
三人称の死は他人の死、二人称の死は(例えば)愛猫まるの死で、一人称の死は自分の死です。
高名な哲学者ヴィトゲンシュタインは『死は現実の出来事ではない。人は死を体験できない』と言いましたが、養老先生は独自の経験から、同じ結論に至ったそうです。さすがです。
返信する
kebanecoさんへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 17:34:02
以前にもどこかで書いたと思いますが ガメは16年前娘が勤務していた会社の
パートのおばちゃんに「ネコをもろうてくれんかね」と頼まれました。

話を聞くと そのおばちゃんちのネコ夫婦から生まれたスコティッシュの子ネコを
3-4匹ペットショップへ出したそうです。他の子ネコはすぐに売れたけれど
ガメが売れ残ってペットショップが 引き取ってほしいと言ってきたそうです。

親子であっても一旦家を出たネコは 次に戻ったら親がいじめるという
習性があるらしいです。それでおばちゃんは娘に頼み 娘はネコを引き取りました。

おばちゃんは 売れ残りもらわれていく子ネコを不憫に思ってか数万円もかけて
血統書を取り寄せてくれ 肩身が狭くないよう子ネコを婿入りさせました。

結局子ネコは私たちが引き取り わが家の次男になりました。
あれから16年 たくさんの思い出を作ってくれガメは天に昇りました。
私たちにも楽しい16年でした。
ケバさんちも マロ様との思い出がたくさんあると思います。
返信する
Unknown (keba)
2021-09-08 17:09:41
久しぶりにガメさまのお姿を拝見できて嬉しいです。今頃はまるくんと「なんで耳曲がってんの」「そっちこそなんで折れてないの」などと話してるかもね。
返信する
こちウワさまへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 17:06:26
こちウワさまもあの番組のファンでしたか。先生とまるクンはいいコンビでした。
「医者嫌い」ですか 実は私もそうなんです。なにかあるとすぐ病院へ行く人もいますが
田舎育ちは一晩寝たら治る の若い頃からの考えがいまだ抜けずにおり
今に大きな後悔をするのでは?と思ったりしています。

こちウワさまが載せておられた 88歳で亡くなったジャン・ポール・ベルモンドも
70前に脳梗塞をしていますね。そしてアラン・ドロンも2年前 83歳で脳梗塞の手術をしました。

丑男・丑女の我々も 嫌いではありますがこれからは精密検査などを今までより
もっと受けねばなりませんね。あと2回は年男・年女になりましょうよ。
長生きして預けてある年金を全部使わなくちゃ!
とゲス女はすぐに ゼニカネから考えます。
返信する
ぐりさんへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 16:43:57
ぐりさんもファンの津田蘭子さんの飼いネコ まーそんさんは女の子ですが
毛並みの色や折れ耳など 養老まるクンととても似ています。

ぐりさんが載せておられる ネコカフェがこちらにはないので 思い出したように
ペットショップへ行って ぼぉ~と15分ばかりネコを見てから帰ります。
言われるようにペットショップも 犬が多くてネコは少ないです。値段はけっこうします。
もう子ネコを育てるには私の寿命では足りないので
見るだけで帰ってきます。

そうですぐりさんが言われるように ダイエットもしないのに急に目方が
落ちていくようなら ガンか糖尿病の疑いがあると中川先生も言っています。
しっかり食べて元気で動けるうちは大丈夫でしょう と思っています。
返信する
highdyさまへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 16:32:11
紺屋の白袴 とはまた少しニュアンスが違いますが
養老先生の「医者嫌い」は昔から有名だったとはいえ
80歳過ぎて年に15㌔も目方が落ちたら ふつう病院へ行きますね。

東大病院へ25年ぶりに行き 診察後はスタッフと天ぷら食べに行こうと
言っていたようですから 痛くはなかったようです。
それでも心臓の太い血管が詰まりかかっていた とは危ないところでした。

すごいですねhighdyさま 相手の顔を見てひと言 ふた言話したら
どこが悪いか分かるってすごいです! 私も診てもらいたいです。
きっとあちこち悪いから 怖い気もしますが。
返信する
guuchanさんへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 16:18:34
養老先生が家に帰って 庭に横たわるまるクンと対面する場面で涙が出ました。
その時はうちのガメも3日にあけず獣医通いの時でやがてうちもこうなる
覚悟せねばと 画面を見ながら思いました。

guさんが舌癌ではないか?と口腔外科を訪れた時の記事ですね。まずかかりつけ医などの
紹介状をもらってからでないと 突然行っても診てくれないのですね。そして行ったら
待合室が患者で溢れて 密であったとのこと。

ガンの疑いがあれば一日でも早く診てもらいたいのに 待たされる部屋で
感染するかもの心配をしつつ待たねばならん これはつらいです。

本によると養老先生は目方が減っても診てもらう考えはなかったけれど
奥様が心配するので教え子の中川先生に 診察をメールで頼んだとあります。
普通の人なら 本を出すほど権威のある東大病院のガン専門の医師など知りませんし
知っていても名指して診てもらうことなど まず不可能でしょうね。

養老先生だから教え子の中川先生がすぐ診てくれ ひと月後だと危なかったとの診断で
命拾いしました。ここが有名人と一般人の 命の分岐点というか 世の仕組みでしょうか。

あ~ぁ 一般人は せいぜい首位に戻ったトラの応援でもしますかね・・。
返信する
ゆりさんへ (くりまんじゅう)
2021-09-08 15:54:55
ゆりさんも最近ペットの怪我で落ち込んでおられましたね。
そうなんです今朝 歯医者へ行って来ましたが 歯が痛いは我慢できず来る
らしいですが定期的な歯石取りの人達が 予約を次々にキャンセルしているらしいです。
病院での感染を怖れガンなどの発見が遅れたら あとで悔やまれますね。

スコティッシュは折れ耳と立ち耳があり 折れ耳がよりスコらしいですが
耳に風が入りにくい分 中耳炎などにかかりやすいです。
スコは体も弱いし手がかかりますが 丸い顔に小っちゃい耳が愛嬌で人気があります。 
返信する
Unknown (こちウワ男)
2021-09-08 14:16:59
くりまんじゅう様、私もほんわか番組 ほんわか見ました。犬派で猫は飼ったこともありませんが、養老先生と、自由闊達で、いいコンビでしたね。医者嫌いも、いつかは精密検査しに行く時が来る、わけですね(笑)覚悟はしております。
ゲス女の脚本 笑わせて頂きました(笑)
返信する
養老先生と (ぐり)
2021-09-08 10:59:44
〇は番組を録画してみました
先日ぶろぐねこもしゃくしもで
丸君とマー孫さんがそっくりという話題になりました
そういうエバ似ていますね
まるくんはおとこまーそんさんはおんなというちがいだそうですがガメ君も男の子でしたね
寂しいですね
ペット売り場へ見に行かれるくりっ饅頭さんの気持ち若いります
わたしもすきだもの
でもあそこは猫が少ないのですよね其が寂しいですが
養老先生の本はテレビを見てから買いました
色々な本を書いておられますね
この本はまだですが見てみたいと思います
若いうちは体重を落としたいばかりでしたが
今は急になんという理由もなく体重が下がるのは良くないそうです
1か月に2~3キロも下がってらお医者さんに相談した方がいいかもしれませんと聞きました
ダイエットした効果と納得できるようなことであればいいと思いますけど
ぽちっとしてみます
返信する
偽医師ですから・・・ (highdy)
2021-09-08 10:37:15
「医者の不養生」ってよくある話ですね。
私は誤診もありませんが、資格のない「偽医師」ですから、自分でしっかり養生します。ワクチンも打ちません、余程のことがない限り薬も使いません。
先日親友が「昨日、君と別れての帰りに、車から降りる際に足が痛いので病院に行ったよ」と、話したところで、「カリウムか何か点滴したんだろう?」と言ったら「良く判かるねぇ」びっくりしていました。
大体、雑学の私は、人の顔を見てひと言ふた言喋れば、内蔵系か神経系か精神系分かるものです。外科系のものは、処置法は分からなくても、素人でも分かりますからね。
返信する
Unknown (guuchan)
2021-09-08 10:36:22
 12月末とはいえ、そこここに紅葉も残ってる、美しく整えられたお庭で、まるちゃんの最期は穏やかでしたね。

 まもなくして 文芸春秋に寄稿なさっていたので、すぐに買って読みました。
肩を落とされた先生の映像を見るようでした。

 ガメちゃんもすぐ後でしたね~
モノ言わぬ動物たちとの別れは、余計に切ないですね。

 > 「コロナ禍で 多くの人が受診を自粛するため ガンの発見が遅れる」
と中川先生が書いています。ん?な時はマスクして早めに病院へ です。  

 いえいえ、私が今アップしています記事のように、
紹介状がないと行けないガンセンターなのに、恐ろしいほど患者さんであふれていました。

 コロナだけでなく、生きていくという箏は、
恐ろしいことです( ´艸`)
返信する
養老先生の本 (ゆり)
2021-09-08 08:39:34
おはようございます。

>立ち耳スコティッシュ

そうだったのですか。おなじ種だったのですね・・・
そして動物はなくしたあとも思い出されますね。
私はワンを思い出すと涙がいつもあふれ出すのです。

>「コロナ禍で 多くの人が受診を自粛するため ガンの発見が遅れる」

コロナで延ばし延ばしの方々は多いと思います。
私もその一人です。ガン検診のほうではないのですが二か所の病院から足が遠のいて・・・。

同じ本を読んでも、くりまんじゅうさんは本当に目の付け所が面白くて楽しくなります。
ありがとうございました♡
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事