老後に夫婦2人で必要とする生活費については、総務省の家計調査が、
よく使われます。全国平均で、26.7万円です。1人世帯では、この7割り位
で、18.6万円でしょうか?でも、昨日お伝えした、年金額ではとても足りな
いですよね。
もうひとつ、ゆとりある老後生活費としては、生命保険文化センターが調査
した、1ヶ月38万円という数字が、やはりよく知られています。
60歳、あるいは65歳以降どれくらい生きるかということについては、厚労省
の平均余命があります。
60歳の平均余命は、男性:22年、女性:27年
65歳の平均余命は、男性:18年、女性:23年
となっています。男性は、平均すると、82歳、女性は87歳まで生きるという
ことになります。
社会保険料だけでも大変なのに、給料だって増えないのにと、ここでめげな
いで下さい。踏み出さないと、何も始まりませんから。
さて、30年後に1,000万円貯めるのに、毎月の掛金はいくら必要かですが、
1%、2%、3%、4%、5%で複利運用した場合、以下の掛金となります。
・1%・・・23,811円
・2%・・・20,262円
・3%・・・17,118円
・4%・・・14,360円
・5%・・・11,966円
次は、毎月10,000円の掛金を、1%、2%、3%、4%、5%で複利運用した
場合、30年後の積立額は、以下の金額となります。
・1%・・・419万円
・2%・・・493万円
・3%・・・584万円
・4%・・・696万円
・5%・・・835万円
イメージしやすうほうで、参考にしてください。
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。