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昨日のブログの訂正と適格退職年金の移行実務②

2007-12-22 10:42:27 | 適格退職年金

昨日のブログで、運営管理機関(金融機関)の手数料について書いた箇所
で、正確さに欠けた表現がありました。
加入者の手数料525円には、国民年金基金連合会の毎月の手数料100円
が含まれた金額です。昨夜10時過ぎに訂正し、更新いたしました。

適格退職年金の移行実務②
(A)退職金制度=適格退職年金の場合は、適年だけで退職金制度を構成
   していることになります。
(B) 退職金制度>適格退職年金では、退職一時金と適年で退職金制度を
   構成しています。いわゆる適年は退職金制度の内枠ということです。

適年から中退共へ移行では、適年の積立金(=年金資産)を移換します。
適年が積立不足の場合、移行後の中退共による退職金制度を、移換した
年金資産にあわせて、小さくすることはできません。(A)、(B)どちらの場合
も退職金規程があり、退職金の支給額が決められています。この退職金規
程に則って、退職金を支給する責任を企業、事業主が負っているからです。
退職金制度を適年の積立不足分だけ小さくすることは、労働条件の不利益
変更になります。ご注意ください。
適年から確定拠出年金や確定給付企業年金への移行でも、考え方は同じ
です。

●確定拠出年金のことを、DCといいます。
 DCは、defined contributionを略したものです。

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