褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 マディソン郡の橋(1995) とても素敵な思い出です

2012年01月09日 | 映画(ま行)
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 料理、掃除、洗濯そして子育てと毎日を単調な生活をしている専業主婦は相当な鬱憤がたまっている。近くに居ながら、なかなかそのことに気付かない旦那さんは多いが、いち早くそのことに気付いた俺はきっと良い旦那さんになる素質がある。今どきは多くの人妻系不倫サイトが多いから旦那さんも奥さんのストレス度合いがわかりにくい時代なのかもしれない
 
 そんな毎日を家事に追われてしまって悶々とした日々を過ごす中年主婦のために巨匠クリント・イーストウッド監督が珠玉のラブストーリーを撮った映画が今回紹介するマディソン郡の橋です
 ストーリーは母の葬儀のために集まった息子と娘、母が自分達に宛てた手紙を読んでみると、その内容は母が自分達の見知らぬ男性と過ごした4日間の不倫生活が赤裸々に告白されていた。良妻賢母で真面目な母だと信じていた息子と娘は母親のエロさに立ち上がれないほどのショックを受けるのだが。
 果たして、4日間の不倫生活が自分の人生の中でも最も素晴らしい日々だったと告白する母の心の底に秘められた苦悩、真実、切実なる想いを知った時、観ている我々はやっぱり不倫なんか良いわけがねぇだろと思うのか?それともイーストウッドマジックにかかって感動してしまうのか?

 不倫映画と聞けば最悪の展開を想像しがちですが、ちょっと予想外の展開はイーストウッド監督らしいところ。不倫映画とはいえ恋愛、親子愛、友情、現実のアメリカ社会など色々なテーマが適度に盛り込まれたマディソン郡の橋を紹介します

マディソン郡の橋 特別版 [DVD]
クリント・イーストウッド,メリル・ストリープ,アニー・コーリー,ヴィクター・スレザック,ジム・ヘイニー
ワーナー・ホーム・ビデオ


 アメリカ、アイオワ州が舞台。1989年、母のフランチェスカ(メリル・ストリープ)の葬儀のために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)だったが、一家の伝統は土葬なのに彼女の遺言には『火葬にしてくれ』ということに困惑する。
 マイケル(ヴィクター・スレザック)とキャロリン(アニー・コーリー)は自分達に母が宛てた手紙と日記を読むのだが、そこには母と見知らぬ男性カメラマンとの4日間の不倫生活が書かれていた。

 1965年のある日、夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と子供達が4日間だけ仕事の都合で家を出る。夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と結婚してイタリアからアイオワ州の農場にやって来たフランチェスカ(ストリープ)にとって、1人で家に居ることは毎日を家事に追われていた彼女にとってどこか新鮮な気分がしていた。
 そこへ世界中を旅しながら写真を撮っているキンケード(クリント・イーストウッド)が現われる。彼はフランチェスカ(ストリープ)に屋根付きの橋の場所を尋ねてきた。
 何気なく出会った2人だったが、次第にフランチェスカ(ストリープ)はキンケード(イーストウッド)の魅力に惹かれていき・・・とても素敵な4日間の不倫生活は映画を観てください



 観ている最中は、なぜかドキドキしてしまった僕はちょっと変?だと自分で思いました。結婚生活で悩んでいた子供達が癒されていく様子は納得です

 監督と主演のキンケイドを演じるのはクリント・イーストウッド。今回は恋愛映画でしたが本当にどんな分野を監督させても凄い映画を撮ります。彼の映画は余韻が残ります。
 フランチェスカを演じるのが名女優のメリル・ストリープ。昔からそれほど美人だと思わないのですが、今回の彼女はとても素敵な女性に見えました。新作では英国の元首相サッチャーを演じていますが、本当に楽しみです。

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