マジックショーを観る楽しみとして騙される快感を味わうということがあるだろう。俺なんかは日頃から騙されてばかりだから、わざわざこれ以上、金と時間を費やしてまでマジックショーを観に行かなくても毎日がまさにマジックの連続だ。
映画においてもマジックが活かされた作品というのはけっこうあるが、直ぐにパッと思いつく映画といえばコレ、今回紹介する映画プレステージ。ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールという現在も大活躍中でイケメンである2人がダブル主演を果たしている作品だ。
しかも、そのイケメンの2人がマジシャンを演じ、ライバル意識をむき出しにして戦う。どっちかがブサイクな俳優なら直ぐにどっちが勝つのかわかってしまうが、お互いにX-メン、バットマンという大ヒットシリーズの主役なだけにどっちが勝つのか最後までわからない。
そして、この2人の対決だがマジックのネタで正々堂々と戦うのかと思いきや、実はお互いのマジックネタの足の引っ張り合いがメイン。イケメン同士の醜い争いというのがけっこう意外性があって楽しい。
さて、表面状はイケメン同士のマジック対決と思わせておいて、なんだか最後は我々の生きる現代文明に対する皮肉を感じさせるストーリーとは如何なるものか。
19世紀のロンドンが舞台。アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)は、かつては両者ともカッター(マイケル・ケイン)を奇術師の師匠として修行をしていた者同士。しかし、あるマジックショーにおいてボーデン(クリスチャン・ベール)のミスによって、助手であったアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の妻を死なせてしまう。
アンジャー(ヒュー・ジャックマン)は妻の復讐を誓い、ボーデン(クリスチャン・ベール)のマジックの邪魔をして怪我を負わせ、一方次第に追い詰められたボーデン(クリスチャン・ベール)もアンジャー(ヒュー・ジャックマン)に対して憎しみを抱くようになり、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)のマジックショーの舞台を邪魔するようになる。
ボーデン(クリスチャン・ベール)はマジックのトリックを見破ることに優れていたのだが、どうしてもアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の瞬間移動のマジックのトリックを見抜けないでいた。ある日のこと、ボーデン(クリスチャン・ベール)はアンジャー(ヒュー・ジャックマン)のマジックショーを見に行き、そしてトリックの正体を見つけるために舞台裏へ行くのだが、そこでボーデン(クリスチャン・ベール)が見たのは、因縁の水槽でアンジャー(ヒュー・ジャックマン)が溺死する姿。その場にいたボーデン(クリスチャン・ベール)は殺人容疑で逮捕され牢獄にぶち込まれ、死刑執行を待つ身になってしまう。
ボーデン(クリスチャン・ベール)は牢獄でアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の瞬間移動のトリックの謎についてずっと考えていたのだが、死刑執行のその日に驚くべき人物と出会ってしまう・・・
この映画は色々とマジックのシーンが出てくるのだが、非常に丁寧にマジックのネタ晴らしをしてくれる。ネタ晴らしをしてくれて有りがたいのか、有りがたくないのかよくわからないが。そして、この映画の特徴として時間軸がポンポン飛んだり、伏線がたくさん登場すること。正直なところ1回観ただけでは時間軸の設定がわかりにくかったり、伏線が回収されていることに気付かなかったりで、この映画の細かい部分のテクニックに気付かない人が多いだろう。当然のことながら俺も2回目、3回目と観るたびに色々と発見することがあった。
しかし、この映画の凄さは驚きのシーンが連発すること『お前、なんで生きてるの?』『お前の正体って、ありゃ?』『それって、マジックじゃね~だろ』なんて驚きは当たり前。このような驚きは初めて観る時こそ味わえる楽しみだろう。
ちなみにタイトルのプレステージの意味はインターネットで調べてみるとアダルトDVD通販らしき物が出てきます。本当の意味は映画の冒頭の方で説明も出てきますが、手品の業界における専門用語で『最後の完成形』の意味です。
サスペンス的な面白さはあるし、主演の2人の男優は格好良いし、女優も可愛いくて綺麗だし、それでいて知的な雰囲気が漂っている映画プレステージは特に大人の人に勧めたい映画です
監督はバットマン ビギンズ、ダークナイト、ダークナイト ライジングのバットマンシリーズで知られるクリストファー・ノーラン監督。
バットマンシリーズも面白いですが、長編映画デビュー作であるフォロウィング、メメントの2作品はかなりのお勧め。
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映画においてもマジックが活かされた作品というのはけっこうあるが、直ぐにパッと思いつく映画といえばコレ、今回紹介する映画プレステージ。ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールという現在も大活躍中でイケメンである2人がダブル主演を果たしている作品だ。
しかも、そのイケメンの2人がマジシャンを演じ、ライバル意識をむき出しにして戦う。どっちかがブサイクな俳優なら直ぐにどっちが勝つのかわかってしまうが、お互いにX-メン、バットマンという大ヒットシリーズの主役なだけにどっちが勝つのか最後までわからない。
そして、この2人の対決だがマジックのネタで正々堂々と戦うのかと思いきや、実はお互いのマジックネタの足の引っ張り合いがメイン。イケメン同士の醜い争いというのがけっこう意外性があって楽しい。
さて、表面状はイケメン同士のマジック対決と思わせておいて、なんだか最後は我々の生きる現代文明に対する皮肉を感じさせるストーリーとは如何なるものか。
19世紀のロンドンが舞台。アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)は、かつては両者ともカッター(マイケル・ケイン)を奇術師の師匠として修行をしていた者同士。しかし、あるマジックショーにおいてボーデン(クリスチャン・ベール)のミスによって、助手であったアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の妻を死なせてしまう。
アンジャー(ヒュー・ジャックマン)は妻の復讐を誓い、ボーデン(クリスチャン・ベール)のマジックの邪魔をして怪我を負わせ、一方次第に追い詰められたボーデン(クリスチャン・ベール)もアンジャー(ヒュー・ジャックマン)に対して憎しみを抱くようになり、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)のマジックショーの舞台を邪魔するようになる。
ボーデン(クリスチャン・ベール)はマジックのトリックを見破ることに優れていたのだが、どうしてもアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の瞬間移動のマジックのトリックを見抜けないでいた。ある日のこと、ボーデン(クリスチャン・ベール)はアンジャー(ヒュー・ジャックマン)のマジックショーを見に行き、そしてトリックの正体を見つけるために舞台裏へ行くのだが、そこでボーデン(クリスチャン・ベール)が見たのは、因縁の水槽でアンジャー(ヒュー・ジャックマン)が溺死する姿。その場にいたボーデン(クリスチャン・ベール)は殺人容疑で逮捕され牢獄にぶち込まれ、死刑執行を待つ身になってしまう。
ボーデン(クリスチャン・ベール)は牢獄でアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の瞬間移動のトリックの謎についてずっと考えていたのだが、死刑執行のその日に驚くべき人物と出会ってしまう・・・
この映画は色々とマジックのシーンが出てくるのだが、非常に丁寧にマジックのネタ晴らしをしてくれる。ネタ晴らしをしてくれて有りがたいのか、有りがたくないのかよくわからないが。そして、この映画の特徴として時間軸がポンポン飛んだり、伏線がたくさん登場すること。正直なところ1回観ただけでは時間軸の設定がわかりにくかったり、伏線が回収されていることに気付かなかったりで、この映画の細かい部分のテクニックに気付かない人が多いだろう。当然のことながら俺も2回目、3回目と観るたびに色々と発見することがあった。
しかし、この映画の凄さは驚きのシーンが連発すること『お前、なんで生きてるの?』『お前の正体って、ありゃ?』『それって、マジックじゃね~だろ』なんて驚きは当たり前。このような驚きは初めて観る時こそ味わえる楽しみだろう。
ちなみにタイトルのプレステージの意味はインターネットで調べてみるとアダルトDVD通販らしき物が出てきます。本当の意味は映画の冒頭の方で説明も出てきますが、手品の業界における専門用語で『最後の完成形』の意味です。
サスペンス的な面白さはあるし、主演の2人の男優は格好良いし、女優も可愛いくて綺麗だし、それでいて知的な雰囲気が漂っている映画プレステージは特に大人の人に勧めたい映画です
プレステージ [DVD] | |
クリストファー・ノーラン,クリストファー・プリースト | |
ギャガ |
プレステージ [Blu-ray] | |
クリスチャン・ベール,ヒュー・ジャックマン | |
ギャガ・コミュニケーションズ |
監督はバットマン ビギンズ、ダークナイト、ダークナイト ライジングのバットマンシリーズで知られるクリストファー・ノーラン監督。
バットマンシリーズも面白いですが、長編映画デビュー作であるフォロウィング、メメントの2作品はかなりのお勧め。
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