京都大賞典予想
京都競馬場でのレースは距離を問わず、滅法強い馬であるトーセンラー。今回のレースも京都コースならこの馬と思ったりするが、台風通過後の馬場はどうだろうか。かなり馬場が回復しているようだがこの馬の道悪の苦手さを考えるとかなり不安。そして間隔をあけるよりも詰めて使ったほうが良い成績を残しているだけに本命にはしにくい。去年の牝馬戦線のGⅠレースを勝ちまくったメイショウマンボも人気しそうだが、これまでの休養明け、牡馬との戦いで結果がまるで出ていないことを考えると、今回は馬券対象から思い切って外して良いのではないだろうか。
そうなると他のメンバーを見ると非常に本命馬の選択が悩ましい。しかしながら実力がありそうな馬の中でも休養明けの馬がいるが、そのような馬たちは一枚割り引いて考えると、そのように考えると意外に残ってくる馬は少ない。前走でレベルの低いオープンレースだがしっかり勝って調子が良さそうで、しかも京都コースで実績のあるこの馬が本命だ。
◎ 10 タマモベストプレイ
▲ 3 フーラブライド
▲ 5 コウエイオトメ
▲ 7 ラストインパクト
▲ 8 デスペラード
▲ 12 ヒットザターゲット
× 2 トーセンラー
本命は10番のタマモベストプレイ。去年のクラシック戦線では全レースに参加するなど脇役的存在として盛り上げるのに一役買った。皐月賞では5着に入り、日本ダービーでは8着とはいえ、勝ったキズナから0.4秒差しか負けておらずなかなかの実力を見せ付けた。しかもスターホースが集結した有馬記念でも5着と掲示板に乗っているようになかなかの実力を発揮している。
確かに今年に入ってからは流石に重賞クラスのレースでは限界を感じた時もあったが、3走前のエプソムCは勝ち馬から0.2秒差の4着、札幌記念では豪華メンバーの中で6着に敗れたが、今週毎日王冠を勝ったエアソミュールが5着だったことを考えると、それほど悪くない。そして前走はレベルの落ちるオープン特別を早めに外から追い上げて、逃げた馬を競り落とす横綱競馬で久しぶりの勝利。今まで勝ち味に遅かった馬が、1回勝つと連勝するパターンというのは結構多い。前走で勢いを付けただけでなく、2600Mという長距離で長い脚を使って勝てたことも、今回の2400Mのレースに向けて心強い。そして3歳時に重賞きさらぎ賞を勝っているように京都コースの相性も良いし、好位で立ち回れるレースセンスの上手さも備えている。少々パンチ力に欠ける印象はあるが、3着以内には飛び込んでくる可能性は大いにあると思う。軸馬として今回のレースでは最適の馬だろう。
単穴候補には能力重視、トーセンラーは3着にだけ抑えておけば充分だろう。
買い目 三連単1頭軸マルチ
軸 10
相手 3、5、7、8、12
買い目 三連単1、3着固定流し
1着 10
2着 3、5、7、8、12
3着 2
買い目 三連単2、3着固定流し
1着 3、5、7、8、12
2着 10
3着 2 合計 70点
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