何だか深読みしたくなるような社会的メッセージが込められた映画も良いが、時にはバイオレンス重視の映画も観たくなる。アクの強いキャラをした奴らが一斉に集まって、撃ったり、刺したりが繰り広げられるバイオレンスシーンに度肝を抜かれる映画と言えば今回紹介する映画スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい。サブタイトル通り、顔と名前がほとんど一致しないぐらい暗殺者がたくさん出てくるばかりか、FBI捜査官、弁護士、保釈保証人なんかも絡んでくるから、よほど記憶力が良くないと人物と名前が一致しないし、人物の相関図もわかりにくい。しかしながらこの映画の人物紹介が、かなりの不親切設計。人物紹介らしきシーンが短く、あっと言う間に次の人物紹介に切り替るから気合いを入れてみたところで、結局はその努力は無駄になる可能性が大。俺が思うにこの監督の意図として、ワザと観ている我々が混乱するように作ってんじゃねぇ~の
しかし、この映画の面白さは『お前、何者だったっけ?』なんて考えさせないぐらいスタイリッシュなデスマッチシーンの数々。高級リゾートホテル内で繰り広げられるバイオレンスが楽しめるストーリーとはいかなるものか。早速ストーリー紹介を
FBI捜査官たちは、マフィア社会の大物スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)が、組織の裏切り者でありマジシャンであるイズラエル(ジェレミー・ピヴェン)の首に賞金を100万ドルをかけた事を盗聴で聞きつける。スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)たちの組織を壊滅させたいFBIは彼らの犯罪の重要証拠を握っているイズラエル(ジェレミー・ピヴェン)を保護したいと思っているのだが、高額賞金100万ドルの噂はアッと言う間に個性豊かな凄腕の殺し屋たちにも伝わってしまう。
イズラエル(ジェレミー・ピヴェン)は高級ホテルの最上階に潜伏していたのだが、凄腕の殺し屋たちは高級ホテルに集結し、イズラエル(ジェレミー・ピヴェン)を保護しようとするFBI捜査官達も現場に駆けつけるのだが、高級ホテル全階を舞台に凄まじい争奪戦が繰り広げられるのだが・・・
殺し屋たちが非常にインパクトのある連中ばかり。チェーンソウを武器に気合いだけで斬りかかってくる狂ったような兄弟達に、隣のホテルからミサイル弾並みの威力を持っている銃で撃ち込んでくる女スナイパー、ただでさえ登場人物が多くて人物把握が困難なのに変装が得意な殺し屋が出てきたり、ちょっとばかり愉快な暗殺者たちが大暴れしている様子がスタイリッシュな映像も織り込まれて非常に楽しいバイオレンスシーンになっている。もちろんFBIの連中も武器を持って対抗するが、高額賞金に執念を燃やすプロ中のプロの殺し屋たちの前では犠牲者が多く出てしまう。そこそこ有名な俳優も数名登場するが、けっこう早い段階で殺されてしまったりするので誰が最後まで生き残るのか、そして最後の結末が読みにくい。
実はこの映画は途中のバイオレンスシーンだけが売りではなく、アッと驚くようなドンデン返しも用意されている。俺から見れば何だか取って付けたような印象ぐらいにしか感じず、あんまり効果が無かったような気がするが、見る人によってはナルホド!と拍手喝采するかもしれない。
登場人物の中には、どうでも良いようなガキが個性的に描かれていたり、無駄に死んでいく人が多かったりで、なんだか取り除きたい悪玉コレステロールの類が多かったような気がするが、バイオレンスシーンは目を見張るし、殺し屋たちのキャラも楽しいし、彼らの会話もなかなかユーモアがあって笑える。個人的には充分に楽しめたし、けっこうハマル人も多いような気がする。特にヒーローが大活躍するような、ありきたりのアクション映画に飽きてきた人には映画スモーキン・エース/暗殺者がいっぱいはお勧めしたい映画だ
監督はジョー・カーナハン。最近は特攻野郎Aチーム THE MOVIEが有名だが、お勧め作品は麻薬捜査官を主人公にしたNARC ナークが良いです。
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しかし、この映画の面白さは『お前、何者だったっけ?』なんて考えさせないぐらいスタイリッシュなデスマッチシーンの数々。高級リゾートホテル内で繰り広げられるバイオレンスが楽しめるストーリーとはいかなるものか。早速ストーリー紹介を
FBI捜査官たちは、マフィア社会の大物スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)が、組織の裏切り者でありマジシャンであるイズラエル(ジェレミー・ピヴェン)の首に賞金を100万ドルをかけた事を盗聴で聞きつける。スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)たちの組織を壊滅させたいFBIは彼らの犯罪の重要証拠を握っているイズラエル(ジェレミー・ピヴェン)を保護したいと思っているのだが、高額賞金100万ドルの噂はアッと言う間に個性豊かな凄腕の殺し屋たちにも伝わってしまう。
イズラエル(ジェレミー・ピヴェン)は高級ホテルの最上階に潜伏していたのだが、凄腕の殺し屋たちは高級ホテルに集結し、イズラエル(ジェレミー・ピヴェン)を保護しようとするFBI捜査官達も現場に駆けつけるのだが、高級ホテル全階を舞台に凄まじい争奪戦が繰り広げられるのだが・・・
殺し屋たちが非常にインパクトのある連中ばかり。チェーンソウを武器に気合いだけで斬りかかってくる狂ったような兄弟達に、隣のホテルからミサイル弾並みの威力を持っている銃で撃ち込んでくる女スナイパー、ただでさえ登場人物が多くて人物把握が困難なのに変装が得意な殺し屋が出てきたり、ちょっとばかり愉快な暗殺者たちが大暴れしている様子がスタイリッシュな映像も織り込まれて非常に楽しいバイオレンスシーンになっている。もちろんFBIの連中も武器を持って対抗するが、高額賞金に執念を燃やすプロ中のプロの殺し屋たちの前では犠牲者が多く出てしまう。そこそこ有名な俳優も数名登場するが、けっこう早い段階で殺されてしまったりするので誰が最後まで生き残るのか、そして最後の結末が読みにくい。
実はこの映画は途中のバイオレンスシーンだけが売りではなく、アッと驚くようなドンデン返しも用意されている。俺から見れば何だか取って付けたような印象ぐらいにしか感じず、あんまり効果が無かったような気がするが、見る人によってはナルホド!と拍手喝采するかもしれない。
登場人物の中には、どうでも良いようなガキが個性的に描かれていたり、無駄に死んでいく人が多かったりで、なんだか取り除きたい悪玉コレステロールの類が多かったような気がするが、バイオレンスシーンは目を見張るし、殺し屋たちのキャラも楽しいし、彼らの会話もなかなかユーモアがあって笑える。個人的には充分に楽しめたし、けっこうハマル人も多いような気がする。特にヒーローが大活躍するような、ありきたりのアクション映画に飽きてきた人には映画スモーキン・エース/暗殺者がいっぱいはお勧めしたい映画だ
スモーキン・エース [DVD] | |
ベン・アフレック.ジェイソン・ベイトマン.コモン.アンディ・ガルシア.アリシア・キーズ.レイ・リオッタ.ジェレミー・ピヴェン.ライアン・レイノルズ | |
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン |
監督はジョー・カーナハン。最近は特攻野郎Aチーム THE MOVIEが有名だが、お勧め作品は麻薬捜査官を主人公にしたNARC ナークが良いです。
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