ついこの間、お昼のテレビ番組を見ている時、福岡伸一という大学の教授が出演していました。今まで聞いたことのないような話がぽんぽん出るので、とても不思議な気分になったものです。
というわけで、急いでこの人が書いた本を買い求め読み始めたところです。1冊目は「生命とは何か?」、あと1冊は「動的平衡」。
一日が瞬く間に終わる、或いは一年があっという間に過ぎる。子供の頃はもっともっと一年が長く、充実したものだったのに・・・・・・。なぜ大人になると時間が早く過ぎるようになるのか、誰もが感じるこの疑問は、ずっと古くからあるはずなのに、なかなか納得できる説明が見当たらない。この難問に生物学的に考察してみよう。(本からの引用)
年をとると一年が早く過ぎるのは、「分母が大きくなるから」ではない。実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけていない、そういうことなのである、と。私たちが時間の経過を「感じる」、そのメカニズムとは・・・。(分母=三歳の子供にとっては、一年はそれまで生きてきた全人生の三分の一。八十歳の私にとっては、一年は八十分の一か?いや、これは違う)
人のみならず、生命あるもののすべてについて、いろいろ感じることの多い今日この頃です。
というわけで、急いでこの人が書いた本を買い求め読み始めたところです。1冊目は「生命とは何か?」、あと1冊は「動的平衡」。
一日が瞬く間に終わる、或いは一年があっという間に過ぎる。子供の頃はもっともっと一年が長く、充実したものだったのに・・・・・・。なぜ大人になると時間が早く過ぎるようになるのか、誰もが感じるこの疑問は、ずっと古くからあるはずなのに、なかなか納得できる説明が見当たらない。この難問に生物学的に考察してみよう。(本からの引用)
年をとると一年が早く過ぎるのは、「分母が大きくなるから」ではない。実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけていない、そういうことなのである、と。私たちが時間の経過を「感じる」、そのメカニズムとは・・・。(分母=三歳の子供にとっては、一年はそれまで生きてきた全人生の三分の一。八十歳の私にとっては、一年は八十分の一か?いや、これは違う)
人のみならず、生命あるもののすべてについて、いろいろ感じることの多い今日この頃です。
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「生命の回転速度」とは具体的にどういうことなのか分かりませんが、
何かにつけて「鈍ってるなぁ~」と感じることが多くなりました。
私が考えたのは、トシをとると「経験したこと」の繰り返しばかり。
そのうえ「新らしいこと」への対応速度も遅くなるからかな?
その分若い頃には気付かなかったことへの感性は豊かになったような…。
まぁ、悪いことばかりでもないのでしょう(笑)
私も常々不思議に思っていましたし、以前TVでその説明を
聞いたこともあったはずなのですが、忘れてしまっていました。
この教授の説によれば、歳をとると生命の回転速度がゆっくりになり、
実際の時間の経過と差が広がってくるから、ということなんですね。
分かったようなやっぱり分からないような(笑)
でも興味深いです。寿命の短い生き物たちは私たち人間と比べ、
時の経つのをどんな風に感じているのでしょうね。
月日が経つのが早く感じられる。何故だろう、
そんな疑問はずーっと持っていました。本を
読んだ時は分かったような気もしましたが、
正直よく分かりません。
それはさておき、この本実に面白いです。
人体とみみずの共通点など・・・。
コメント有難うございました。
本を読んだ時点では納得したような気がしました。
でもやっぱりよく分からないです。
それにしても不思議な本でした。
「コラーゲン配合の化粧品」のことだとか、
「グルタミン酸ソーダ」のことだとか。
コラーゲンが皮膚から吸収されることはあり得ないとか、
グルタミン酸は脳内で重要な働きをしているが、
それを沢山摂取すれば脳が活性化すると考えるのは
あまりに短絡的だとか。
すみません、いろいろ変なこと書いてしまいました。
いつもコメント頂き有難うございます。
この方の本は「生物と無生物のあいだ」を読みましが結構難しく完全に理解できない私です。
この生命の回転速度がゆっくりとなって云々はなるほどですね。これだと1年は短く感じるけれども、質は濃いと言えそうな気もします。3歳の頃は何も感じなかった(というか覚えていないです)のではなく、結構脳を駆使してそれなりに忙しかったのでしょうね。
コメント有難うございます。
tonaさんは、この著者の本、すでに御読みになったのですね。
いろいろ面白い?テーマを採り上げていますが、
内容的には難しい問題ばかりです。
なるほどと思う一方、分かったようで分からない。
分からないまま読んでいますが、それでも面白い、
不思議な内容です。