しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

故郷のいろいろ(続き)

2007-07-29 15:04:29 | Weblog


 母49日の法要の前日、私と私の妹、弟二人の四人で札うちに行きました。親父が亡くなったときも札うちに行ったことを思い出します。この「札うち」という行事(儀式か?)は鳥取県西部地方独特のものなのかどうか、実はよく知りません。

 身内の者が亡くなってから49日以内に、戒名を書いたお札を7回貼付けに行くのです。札には紅白があり、最後の一回だけ赤札になるそうです。故人があの世で良いところへ行けるようにと願ってお寺を回るのですね。写真にある通り、各お寺には紅白のお札が沢山貼られています。



 そして、最後へ行ったのが錦公園(きんこうえん)です。米子市の内海にある公園でした。私たちも、この公園にある大きな岩に最後のお札をぺたぺたと貼りました。錦公園には、私の少年時代の思い出が沢山詰まっています。弟たちと昔の話をしながら、札うちに回るのも悪くないですね。

 親父とは錦公園にごず釣りに来た思い出があります。当時はいくらでも釣れましたね。串にさして天日に干したものです。最近はこの魚、貴重な代物らしいです。ごず

故郷のいろいろ

2007-07-27 17:39:32 | Weblog
  
 大山


 母49日の法要で故郷、鳥取県大山町へ戻っていました。雲に覆われている日の方が多いのですが、今回は幸運にも大山の勇姿をバッチリ拝むことが出来ました。(写真は大山の北壁。もっと西へ行けばいわゆる「伯耆富士」が見れる) 

 年々歳々、町の景観が変化しています。水車などがなくなった代わりに、最近やたらに増えたのが風車。車で走ると道路の両側に不規則に乱立しています。この巨体、果たしてどれほど町の電力事情に貢献しているのかな?この次、一度聞いてみたいと思っています。


風車








エンジョイ・エイジング(老化を楽しむ)

2007-07-21 11:48:20 | Weblog
 これまで読んできた高齢者の生き方に関する本、たいてい「アンチ・エイジング」、即ち「如何に老いない体をつくるか」、「如何に老いに立ち向かうか」でした。老化に対する対策、対応について書かれたもの多いですね。

 たまたま本屋でみつけたこの本「老いない体をつくる」を読んで正に我が意を得たりという感じです。勿論、老いない体をつくるためなにをすべきか、ということも書いてはあります。しかし、私がもっとも感銘を受けたのは、最後の章「楽しく老いる」でした。科学技術がどんなに進歩しても「不老不死」は夢のまた夢。老化から完全に開放されることがないのなら、思い切って老化を楽しもうという話です。

 いろいろ本を読んでもなかなか実行できない私。でも、最終章に書いてある「エンジョイ・エージング」は実行できそうな気がしています。とにかく、自分のモットーだけでも「エンジョイ・エージング」これで行こうと決めました。

 
老いない体をつくる―人生後半を楽しむための簡単エクササイズ (平凡社新書)
湯浅 景元
平凡社

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 「PHPほんとうの時代」8月号に渡部昇一氏の記事、これまた参考になりました。「書斎の生活がますます愉しい」です。世の中、老年期を楽しむ達人が結構多いのですね。




北山公園

2007-07-20 13:07:01 | Weblog
 時々お邪魔しているtonaさんの15日付けのブログで北山公園(東京都東村山市)の大賀ハスが紹介されていました。拙宅からも近いので、ぜひ見たいなと思い、今日行ってきました。時期的には一寸遅かったかもしれません。それでも、まだハスが見れたので満足して帰ってきました。


 
 カメラを持って一所懸命写真を撮っている人、5、6人いましたね。大きなハスの花というのは、カメラにとっては確かに絶好の被写体のようです。





 写真の出来、不出来は別として、一日のウォーキングのノルマ=7000歩が達成できたので、私としては満足でした。




あめふり(その二)

2007-07-17 15:30:09 | Weblog


 「あめあめ降れ降れ母さんが蛇の目でおむかえ嬉しいな・・・・・」

 小学校低学年のときのことを思い出します。

 母が云います。「今日は午後から雨が降るから傘を持って行きなさい」。 「傘は邪魔だからいらない」と私。

 そして、案の定、午後は雨。学友たちはお母さんのお迎えで嬉々として帰っていきます。こんなとき、私の母は絶対に迎えに来なかった。「自分が云ったことには責任を持ちなさい」。振り返ってみれば厳しい一面のある母でした。

 私の通っていた小学校は、「中江藤樹」の屋敷があった跡地だったとか。そんなこともあって、小学校でも家庭でも、「中江藤樹」の話はよく聞かされました。

 真冬の雪の日、修行中の中江藤樹が家に帰ってきても、家には入れず追い返したという話。修行途中で戻ってくるとは何事か、そんな話だったと思います。この話も母から聞かされたかもしれません。「あめふり」、楽しい歌詞ですが、私には厳しくそしてやさしかった母のことを思い起こさせる童謡です。

中江藤樹

あめふり(その一)

2007-07-16 17:53:35 | Weblog
 

 夜半に目が覚めて、そのあと眠れなくなることがあります。昨夜がそうでした。

 先月26日の新宿三井ビルのランチタイムコンサートのこと思い出していました。(ソプラノ:森岡紘子、金尾香織、ピアノ:福由香)お二人が最初に歌った曲が「あめふり」”あめあめ降れ降れ母さんが蛇の目でおむかえ嬉しいな・・・・・” いい曲です。

 何日か前、雨の降っている日、玄関先に可愛い天使の声がひびきました。急いで玄関先へ出て行きます。「お母さんがいないんですけど・・・」 向かいの家の小学校1年生の女の子が立っていました。「お母さんがいないの・・・。おうちに入れないの」。そりゃ大変だ。うちへ上がりなさいとあわてる私。見れば、靴はびしょびしょ、靴下もびしょびしょ。靴下脱いだり、手を洗ったり、やっと少し落ち着いてクッキーをほおばっていました。
 
 10分か15分くらい経った頃、お母さんが帰宅、一件落着です。

 帰宅した妻と話しました。よほど怖かったのかもしれません。お隣さんは留守だったのかな?それとも真っ直ぐ私のうちへ向かったのかな?件の女の子、いつも元気で挨拶してくれます。「お早うございま~す」。今は「こんにちは」でしょう、などとお母さんにたしなめられたりしながら。




ブログについて考える

2007-07-14 09:32:20 | Weblog
 ブログを始めたのが2005年1月ですから、もうかれこれ2年半続けたことになりますか。我ながらよく続いたものだと思います。ブログの効用はいろいろありますね。書き始めのきっかけのひとつは、日記がわりにしたかったことです。自分史を書いて、自分の生きてきた足跡を残せれば一番いいと思うのですが、正直これは荷が重いです。日記がてっとり早いと思うのですが、今まで続いたことがないのですね。ブログだと、見た人がいろいろコメントを書いてくださるので、それが励みになって今まで続いたと思うのです。拙いブログを見て、コメントをくださった皆さんに感謝しています。また、息子や、私の親戚なども私のブログを見て、元気でやっている様子がよく分かると云ってくれます。また、地域の出来事などについて情報発信することで、多少なりとも地域の活性化に役立ったかなとも思っています。

 このままブログを続ければいいのですが、最近どうもそのような意欲が薄れてきたような気分です。母が他界したことがひとつの原因かもしれません。というわけで、このところ何となくブログから遠ざかっていました。いつも拝見しているブロガーの皆さん、素晴らしいブログを継続されているので、本当に頭が下がります。毎日々々、相当な時間とエネルギーを費やして継続されているのでしょうね。

 現在購読している「日経パソコン」という雑誌を見ていたら、下記のような記事がありました。<肩がこらない独り言ブログ「ツイッター」> これはアメリカから始まったようですが、日本でも5月以降いろいろな同種のサービスがスタートしたとか。

 ブログやSNSに”疲れた”人々。たしかにブログにはタレントやアルファブロガーと呼ばれるプロの書き手も急増し、一般人には敷居が高くなったかもしれません。その点、短い独り言を書くだけのTwitterは敷居が低く長続きしやす、ということがあるかもしれないですね。まあ、そんなわけで私のブログも今後どうするか「考え中」です。

 

ランチタイム・コンサート後日談

2007-07-04 11:14:31 | Weblog
 6月26日のランチタイム・コンサートではビデオ撮影させてもらいました。以下はその後日談です。

 私の親しい友人(女性)が闘病中なので、少しでも元気付けることが出来ればと思い、コンサートの模様をDVDにして送ったのです。この友人、ものすごく前向きで楽天家、私なども啓蒙されることが多いので、尊敬しています。しかし、ものすごい「メカ音痴」でした。

 彼女から来たメール。<DVDはCDよりも厚くて長方形でテレビで見ますよね。CDはパソコンで見る薄くて円形ですよね。今回送られてきたのは薄くて丸いのでCDだと思って、パソコンで見たら見れなかった。=以下略=
DVDと書いてあるのに、間違えてCDを送ってきてる~やっぱり”おっちょこちょい”なんだ~!>

 私は彼女に負けず劣らずのおちょこちょいということになっているのです。
いやはや!家族(息子さん)が帰宅して、DVDは問題なく見れたそうです。まずは目出度し目出度し!

 自宅の電話の子機を「ケータイ」だと思って持って出かけたというから相当な強者=ツワモノです。(ただし、この話は相当前の話だそうですから、既に時効になっています)

 我が家の庭、今年はブラックベリーはさっぱりです。去年、あまりにベリーが獲れ過ぎて、大変だったとか云って、ブラックベリーを丸坊主にしてしまったのですね。