しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

ベルギーの古都・ブルージュと認知症

2013-08-28 16:15:34 | Weblog

 月曜日の朝、朝刊を広げてびっくりした。中世の面影を残すベルギーの古都ブルージュ。人口12万の世界遺産の街は、もうひとつの顔を持っているというのだ。「古都と認知症」、一体どういうこと?ベルギーを旅行したのは2000年だった。中世の面影を残すロマンチックな街だった。

 新聞を読むほどにびっくりした。「認知症」にやさしい街だというのだ。NPO法人、行政と地元住民が協力して、包括的な地域作りをしているのだとか。こういった活動は、行政だけでは出来ない。やはり、地元住民の協力が不可欠なようだ。

 

(運河が街の交通の手段になっていると同時に観光にも役立っているようだ。
運河の近くで、絵を描く老人がいて、それを眺める市民の姿が平和的だった)

 最近、我が家では認知症について話し合うことが多くなった。というのは、近所に明らかに「認知症」が進行していると思われる方がいるのだ。さて、自分が仮に認知症に侵された時、自分では自覚出来ないのだろうか。この方の言動を見ていると、どうもそのように思われる。そして、困ったことに、配偶者の方がそのような現状を認めようとしないこと。早めに医者に相談すれば、あるいは病気の進行を遅らせることも出来るのでは、などと思うのだが・・・。身近な例を見ても、なにも手を差し伸べられないもどかしさ。自分に何が出来るのだろうか?そんなことを考える今日この頃である。


第7回さつき会夢のコンサート(8月18日、日曜日)

2013-08-25 10:51:53 | 音楽

第7回さつき会夢のコンサート

 

 

 暑い暑い最中に開催した手作りのコンサートはやっと終わりました。コンサートの始まる前の2ケ月間は、頭の中はコンサートの事ばかりで、正直何も手がつかないといった有様でした。このコンサートは、今回で7回目ですが、一昨年までは町内の自治会館で開催、昨年はギャラリーで開催と、比較的小さい会場で開催して来ました。今回は、座席数が200以上あったので、果たして大勢のお客様に来て頂けるのかと、大変に不安でした。

 コンサート当日、入場者がまずまずの数になり、正直本当に嬉しかったです。140人くらいの来場者がありましたから、約7割の入りがあったということでしょうか。大勢のお客様に来て頂いてよかった、出演者も喜んでくれたようでした。

 コンサートの2ケ月ほど前からは、夜中に目が覚めると、それから明け方まで眠れないこともありました。そんな心配が吹っ飛んだのは、やはり町内の皆さんのご協力でした。照明・音響の係を担当して下さったお二人は、多分、コンサートはまともには見れず、聴けずじまいだったかもしれません。本当に感謝するばかりです。

 今回のコンサートの曲目は森岡紘子さんにすべて任せてしまいました。従来は、会っていろいろ相談したこともありました。何しろ彼女は超多忙で、とても会って打合せするような機会がなかったです。

 一口に「ソプラノ」と言っても、声の質から5種類くらいに分類されるようです。(テノールも然り) 森岡紘子さんの声は、同じソプラノでも実に耳に心地よく響きます。聴くとなんとなくやすらぎを覚えるような気がします。これ身びいきかな。という訳で、暑く、そして熱かったコンサートは無事終了しました。来年はどうなの?そんな声も聞こえます。私自身は、「人生は引き際が肝要」と思っていますが・・・。