私にとって、「銀行のATMは鬼門にあり」と思えてなりません。
高齢者が振り込め詐欺に騙されるという話、相変わらず多いようですね。あれほどマスコミが騒いでいるので、気がつきそうなものだと思うのですが、被害に遭う人が跡を絶たないのは不思議です。最近は、銀行のATM付近には銀行の係員が立っていて、年寄りがATMに近づくと、それとなく目を光らせて、詐欺に遭わないよう注意を払っているとか。私なぞ引っかかるわけないぞ、などとうそぶいていました。
私がやられたATM被害は「振り込め詐欺」ではなく別の種類の失敗なのです。失敗と言っても、自分で勝手にやっているので、自業自得といえばそれまでですが・・・。ここ1年半くらいの間に4回ほどやりました。
(1)王子駅前の銀行(閉店後)で、ATMを利用しました。用事を済ませたあと地下鉄に乗りました。2~3の駅を通り過ぎたあと、はたと気がついたのは、買ったばかりの新刊本を持っていないということ。それに買ったばかりの郵便切手を本に挟んでいました。ATMの横の台に置いて来てしまったのです。多分駄目だろうとは思ったのですが、念のため銀行へ引き返しましたがやはり無駄足でした。
(2)新宿のヨドバシカメラで買い物をして帰路、銀行のATMに寄りました。用を済ませて100メートルほど歩いたところでハタと気がつきました。買ったばかりのパソコン関連グッズをATMのところへ忘れて来てしまったのです。あわててその場所へ走ったところ、丁度そのグッズの袋を持った男性を発見。今から交番へ届けようと思ったのですよ、と言われて安堵に胸をなで下ろしたものです。
(3)新所沢で開店中の銀行ATMで用を済ませて100メートルほど歩きました。う~ん、またやってしまった。買ったばかりの袋に入ったパソコン雑誌をATM台のところへ置いて来てしまったのです。あわてて引き返したところ、件の袋がまだそのまま見えました。「忘れ物しました」と叫んで走り寄ったところ、用事中の男性「どうぞ、どうぞ」と快くどいてくれました。やれやれ。
(4)直近ではこれが一番の大失敗。月一回のパソコンサークルで教える日。いつもはメンバーの一人が親切に車で迎えに来てくれます。ただその日は一寸ATMで用を足そうと思ったので断って一人で駅まで行きました。駅前の無人ATMに入って、持っているノートパソコンを足元に置きました。用事が終わって急いで駅のエスカレーターに乗りました。そこで急に思い出したのです。あれっ、パソコン持ってない。なんとノートパソコンをATMの台の下あたりに置いて来てしまったのです。これにはほんと飛び上がらんまでにビックリしました。最近ではこれほどあせったことなかったです。ATMに辿りつくまでの時間の長かったこと。丁度、若い女性が件のATMから離れるところでした。あった!思わず叫んでしまいました。
こんな失敗繰り返さないためにはどうしたらいいのでしょうね?特効薬でもあればいいですが・・・。
4~5日前、下記のような本買いました。昨日本棚を整理していたら、 なんと同じ本があるではないですか?まあ、パソコンを忘れて来るよりはまだましかもしれませんね。