しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

老いを楽しむ

2011-08-31 16:20:34 | Weblog
楽老のすすめ―すぐ実行できる愉しい老年パワー48
クリエーター情報なし
海竜社

 友人からの残暑見舞いに「八十路ともなると体力気力の衰えは否めません」とありました。

 体力、気力確かに衰えたとは思います。まして、この友人は奥様の介護に明け暮れているので、大分疲れているのかもしれません。気持ちは分かります。私もこの友人同様、今年満80才になりました。しかし、幸い今のところ身体的には特に問題がありませんし、妻も元気です。というわけで、これからの人生精一杯楽しみたいと考えています。

 「楽老のすすめ」は多胡 輝氏の著書です。「頭の体操」という本ですっかり有名になった方です。「頭の体操」の本ばかりしか知らなかったのですが、最近の著書が目に留まりました。1926年生まれとあるから、もう85才になられたと思うのだが、「老いて益々盛ん」、前向きに人生を楽しんでおられるようです。

 気が付いてみれば、私も最近どちらかといえば、「守りの姿勢」に入っていました。「立つ鳥跡の濁さず」ということもあるので、身辺整理に励んでいましたね。しかし、この際、もう少し前向きに新しいことにチャレンジしてもいいのではないか。(この本に触発されたのかな) 

 シーズンはもうとうに終わったと思うのですが・・・、何故か、今我が家の庭に一輪だけあじさいが元気に花を咲かせています。 こんなことってあるのですね。

 (私は、知らず知らずのうちに自分の姿をこの花に投影していたかもしれません。意味不明の繰り言) (-.-)


脳の機能をコンピューターで拡張

2011-08-20 08:38:55 | Weblog
記憶する道具 -生活/人生ナビゲータとしてのライフログ・マシンの誕生
クリエーター情報なし
エヌティティ出版

 

 「日経パソコン」を読んでいたら面白そうな本を紹介した記事が目に留まりました。

 <生まれてから死ぬまで、人間はさまざまな経験をするが、いつでも思い出せるわけではない。多くはその記憶を一度も思い出すこともなく消えていく。記憶を保管するために、人間は道具や手法を開発してきた。日記を書く、或いは写真を撮る・・・。パソコンに代表されるデジタル技術の発達によって近年、従来とは異なる可能性が出てきている。人生の全てをデジタル情報として記憶するのだ。>以下略。(本の紹介記事)

 早速、書店へ行って本を買って来ました。人間の能力(脳力か?)を補完するにはあまりあるデジタル機器。自分の脳で計算する場合とコンピューターを使って計算する場合、その差は歴然としています。記憶にしてもしかり。自分の脳で記憶するもろもろのデータ。それと比較してコンピュータで保管で出来るデータの量と質。これまた歴然とした差があります。そんなことは分かっていながら、平素全く意識していませんでした。言われてみて、あらためて思い知らされた感じです。

 自分の一生涯のデータを完璧なまでに保存しようなどとはついぞ思いませんが、この著者は違うらしい。すさまじいまでの執念を感じ取りました。確かに、私にも似たような部分があります。どうでもいい写真も捨てられない。旅行、行事などで撮影したデジタル・データもほとんど残している。昔読んでいた雑誌もそのまま残している。少年時代に友人などと交わしたはがき、手紙などなど。収集癖と捨てられない性格。

 自分自身、元気で動けるのはいつまでだろう。少しは身の回りを整理(この場合は捨てることか?)しなくてはと思いながら、そのような作業は一向に進みません。息子には言ってしまいました。「本、雑誌、手紙、写真、VHS,テープ、LPレコード。カメラ、ビデオ・カメラ、カセットデッキ、レコード・プレーヤーなどなど数えきれない機器。あと始末大変だろうが頼んだぞ」と。

 (書斎を整理していたら、洋画のシナリオを解説した雑誌が30冊ほど出てきた。紙は大分赤茶けているものの、まだ十分読むに耐える。昔、こんな雑誌で英語を勉強していたのを懐かしく思い出す。これをデジタル化する?迷っています。)


我が家の暑い暑い夏

2011-08-09 09:41:38 | Weblog

 今年の夏の暑さは格別ですね。暑い暑いと言いながら暮らす毎日です。今年はとうとう居間のエアコンを取り替えました。古くなったせいか、少しも涼しくならないのです。それで仕方なく・・・。冷蔵庫も買い換えました。これも結構長く使いましたので・・・。節電!節電!そんな掛け声があちらこちらから聞こえます。というわけで、朝のうちはなるべくエアコンでなく、扇風機を利用するようにはしています。パソコンの前に座ることが多いので、デスクの上に置く小型の扇風機を買いました。

 需要が多くてなかなか品物が入らないとのことで、注文してから随分待たされました。これは二三日前やっと入手。パソコンのUSB端子につないで使えるので便利です。羽根の部分の円の直径はたった18センチと小型ですが、まあまあ役には立っています。

 今朝庭に出たら、今年初めて芙蓉が咲いていました。その隣りにあまり見たことない花が咲いています。妻に聞いたら近所からもらったものだとか。花の名前はと聞いたら、「夏のポインセチア」とか言っていましたが、あまり自信がなさそうなので、ネットで調べました。よくは分かりませんが、「猩々草」というのでしょうか?葉が赤くなって、一寸変わった花ですね。乱雑な庭がまた一段と乱雑になりました。


楽しい暑中見舞い

2011-08-02 11:09:44 | Weblog

 今年もまた楽しい暑中見舞いが来ました。なかには官製はがきに文字だけという味気ない暑中見舞いもありますが、一工夫してある暑中見舞いはほんと嬉しいものですね。

 書家であるが故に当然とはいえ、巻紙に達筆で書かれた暑中見舞いには驚かされます。

 本文はもっと長いのですが、一部分のみ掲載。地震、津波、原発、颱風など、今年の災害は桁外れです。地震、津波⇒かみなり、原発⇒かじ、颱風⇒おやじ。昔怖かったものは、今の時代でもやはり怖いです。

 私は3種類の暑中見舞いハガキを作成しました。いずれにも、我が家のジャングルに咲いた花たちの写真をいれました。デイリリー、のうぜんかずら、アガパンサス。ハガキには、花の名前も入れたはずなのに、「花の名前は何か?」という問い合わせがあったので、一寸びっくり。