倉吉・三徳山・三朝・鳥取砂丘
父の17回忌、母の7回忌の法要があったので、故郷の鳥取県大山町へ帰省しました。妹夫婦、弟夫婦に会うのも久しぶりです。法事も無事終わったので、三夫婦で小旅行を楽しみました。天国の父母もきっと理解してくれたことでしょう。
最初は、倉吉へ行って、白壁・土蔵のまちを散策しました。古い町並みが丁寧に保存されており、旅行者を暖かく迎えてくれます。倉吉が生んだ横綱の「琴桜」記念館もありました。まちを流れる川には鯉なども泳いでいて水がきれい。
昼食で食べたのは「餅しゃぶ」とか。お餅をしゃぶしゃぶしながら食べるのですが、いろいろな種類のお餅があって、なかなか美味しかった。
倉吉のまちから三朝温泉を通り抜けて三徳山へ向かいました。三徳山には有名な三佛寺「投入堂」があります。ただ、そこへ辿りつくのは無理だと最初から諦めてはいましたが、せめて三佛寺までは行きたいと思っていました。ところが、今回はお寺まですら行けなかったです。急な階段が立ちはだかり、私はその石段を見ただけでギブアップ。まして、投入堂に行くのには、お寺で草鞋に履き替え、途中はクサリを手に巨岩を越えて行かねばならないとか。
(これはパンフレットにあった写真)
そのあとは、三朝温泉(みささ)へ戻り宿泊。旅館は依山楼「岩崎」という老舗で、料理も美味しかったが、なにしろサービスも文句なしでした。
翌日は鳥取砂丘へ行って、まず「砂丘美術館」を訪れました。現在は、東南アジアの彫刻家の作品が展示されていました。これが、砂で制作した彫刻かと目を見張るばかりでした。昼食のあといよいよ砂丘へ。妻は、砂丘へ行ったらラクダへ乗りなさいと友達から言われていたそうです。ラクダに乗ろうとするのだが、こわごわ乗るのでラクダが怒って「グアオー」と吠えるのです。これには皆な大笑い。まあなんとか乗馬?して記念撮影。
砂丘を歩いて海岸線までは結構距離があります。途中でギブアップしようと思ったのですが、折角来たのだからと皆に励まされ、やっと海の見えるところへたどり着きました。紺碧の海、一片の雲もない快晴に感激しました。
今回の帰省では「サンライズ出雲」を利用しました。ツインの部屋が取りたかったのですが、それが出来ず「シングルの部屋」でした。これもシングル・デラックス」ならよかったのですが、並みの「シングル」は、やはり一寸狭く、なかなか眠れなかったです。帰路は航空機利用、やはりこの方が楽ですね。