しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

時間どろぼうの正体

2010-05-22 20:48:17 | Weblog
 ついこの間、お昼のテレビ番組を見ている時、福岡伸一という大学の教授が出演していました。今まで聞いたことのないような話がぽんぽん出るので、とても不思議な気分になったものです。

 というわけで、急いでこの人が書いた本を買い求め読み始めたところです。1冊目は「生命とは何か?」、あと1冊は「動的平衡」。

 一日が瞬く間に終わる、或いは一年があっという間に過ぎる。子供の頃はもっともっと一年が長く、充実したものだったのに・・・・・・。なぜ大人になると時間が早く過ぎるようになるのか、誰もが感じるこの疑問は、ずっと古くからあるはずなのに、なかなか納得できる説明が見当たらない。この難問に生物学的に考察してみよう。(本からの引用)

 年をとると一年が早く過ぎるのは、「分母が大きくなるから」ではない。実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけていない、そういうことなのである、と。私たちが時間の経過を「感じる」、そのメカニズムとは・・・。(分母=三歳の子供にとっては、一年はそれまで生きてきた全人生の三分の一。八十歳の私にとっては、一年は八十分の一か?いや、これは違う)

 人のみならず、生命あるもののすべてについて、いろいろ感じることの多い今日この頃です。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
福岡 伸一
木楽舎

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宵の明星と月

2010-05-20 12:42:20 | Weblog
 このところブログの更新がなかなか出来ないでいます。6月下旬から始まるIT講習で使うテキストを書き始め、それが結構大変なのですね。正直、テキストを作るなどということは、私にとっては本当に大それたこと。自分でもあきれています。ほかの方に任せておけばよかったと後悔しきり。

 下の写真は16日(日曜日)の夕方、日没後に撮影したもの。近所の方が、珍しい光景が見えますと声をかけてくれたのです。金星と月の大接近は数年ぶりだったとのこと。折角だからと写真を撮ったのですが、ファインダーからのぞいたところでは、金星は全然見えなかった。ですから、撮れていたのが不思議なくらい。


 下の写真は翌日の新聞に出ていた写真です。東京墨田区に建設中の東京スカイツリーのそばに浮かぶ宵の「明星と月」を千葉県我孫子市の方が撮影したものだそうです。(さすがよく撮れています)




つらかった2週間

2010-05-12 19:15:24 | Weblog
 久しぶりの風邪に悩まされた2週間でした。4月27日(火)に、オペラレクチャーコンサートが終わったあと、疲れが出たのか、風邪を引いてしまいました。咳が出始めると、なかなか収まらず、いやー、参りました。

 医者の処方がまずいのではないかと疑ったりもしました。医者に2度目の診察を受けた際、医者も心配になったのか、精密検査で調べましょう、ということになったのです。というわけで、今日CTの検査を受けて来ました。

 結果は「白」、やれやれやっと不安から解放されました。というわけで、一寸遅くなりましたが「鯉のぼり」を掲載します。




(妻の最近の作品)