26日(木)は足立区にある「わたなべ音楽堂」へ行って来ました。わたなべ音楽堂 わたなべ音楽堂のホール
森岡紘子さんの歌う歌曲も素晴らしかったし、間近で聴くピアノの連弾も迫力があって感激しました。しかも、会場となった「わたなべ音楽堂」のホールは純木造建築のいかにも手造りといった感じで、木の香りが伝わってくるような落ち着きがありましたね。
この音楽堂は閑静な住宅街の真ん中にありました。詳しいことは分かりませんが、音楽の好きな方が、個人で建築されたもののようでした。演奏終了後、オーナーの女性がホールに現れ、挨拶をされました。このような素敵なホールで音楽が堪能できたことは本当に嬉しいことでした。
失敗というのは、そそっかしい私が会場に到達するのに、3時間もかかったということです。会場の場所をインターネットで検索したら、王子からバスが出ているのが分かったのです。王子は週一回通っているなじみの場所。なんとなく親近感があります。そうか、王子の駅前からバスに乗ればいいのだと即断したのです。バス停へ行ってみて驚いた。バスの本数が極端に少ない上、停留所がやたらと多いのです。これだと優に1時間はかかってしまうのが分かりました。しばらく待ったもののバスは来ず。意を決してタクシーへ乗ってしまいました。タクシーに乗っても結構遠いのですね。なにしろ、王子(北区)から荒川を越えて足立区に行くのですから。開演時間に間に合うかな、と冷や汗たらたら。いくつになってもそそっかしい性格は治らないようです。
アンコール曲「埴生の宿」はいつ聴いても癒される曲です。