京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

自主管理での危機管理・・・

2011年09月07日 | 物件管理

自主管理の場合、
各種リスク管理シミュレーションも必要である。

平たく言えば、
想定できる事件事故を事前に想定しておく
ということである。

例えば燐家への失火。
先日の大家さんからの相談も入居者のタバコのポイ捨ての件。
どこまで責任があるのか、という主旨。

しかし、入居者による窓からのタバコのポイ捨てで、
もし隣家が失火に至った場合でも大家さんの責任論まで
及ぶことはないと思われる。

一義的には入居者の責任範疇である。

ただその前提としては、
過去の隣家からのクレームの有無そしてその時の処置、
例えば、それ以降、アパートの目立つところに注意書きを張っているとか、
入居者に対する注意啓蒙活動をしている等、
事前対策を講じているかどうか。

最終的には火災に対して隣家とは
一蓮托生の立場であることから、
財産保全の為にも注意深く管理することが必要である。

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