京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

アパート購入時も購入後もキャッシュフローが大切。

2011年09月12日 | 収益マンション

金融機関の収益マンションに対する返済年数の考え方は、
基本的には耐用年数から築年数を引いて算出する。

耐用年数は金融機関によって若干違うが、
概ねRC(鉄筋造)で30年から45年、
S(鉄骨造)で35年前後、
木造で20年程度という数字を設定している。

RCで築年数が20年であれば
最長で45-20で、
最長返済年数が25年ということになる。

安定したキャッシュフローを得るには
長期返済が不可欠である。

金融機関の耐用年数は税務署から発表されている減価償却資産の
法定耐用年数を参考にしていると思われる。

不動産投資の教本でもこういった通り一遍のソフトや
記載も多い、
しかし、実際のところはそうでもない。

金融機関の融資姿勢はその時々の金融情勢により変化し、
そして個人属性や自己資金割合にも影響される。

まずは都度金融機関へ打診するという姿勢が大切で、
思わぬ結果がでたりもすることもある。

一般的には、
築浅物件を選択する理由に大規模修繕費を危惧する
という考え方はもっともであろうが、
返済期間を「長期に」し「キャッシュフロー重視」から
「収益計画の見栄えを良く」することで、
次への融資を有利にする思惑もある。

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/京都不動産コンサル研究所


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