京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産の価格交渉

2009年01月08日 | 不動産評価について
京都不動産コンサルタントのブログ

一般的には予算オーバーなのでもう少し下がらないか?
という言い方で、当然、良いと思います。

しかし、
誰しも100%気に入った物件にめぐり合うことは難しい、
という側面からのアプローチもあります。

例えば80%程度の満足度の物件があるとすれば、
残り20%の不満部分ないしリスクを
価格に反映させるべく交渉する、
といった手法です。

これなら誰でもやってるよと、
聞こえてきそうですが、
そのエッセンスは20%にあります。

如何に20%不満部分を根拠のある数字に表すことができるか、
ということです。

不動産価格は色んな条件を織り込んで査定します。
エンドユーザーさんが懸念することのほとんどが
既に織り込まれて価格決定しているというのが、
実情です。

不動産業者の想定外の
不満部分を根拠ある数字で表し、
不動産業者に迫ってみてください。
活路は開かれる?

※黙っていても大幅な値引きする物件は、
将来的な価値も値引きしてみる必要があります。
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Q定期借地権付き新築戸建物件の購入に当ってのリスクは?

2009年01月05日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

A借地権物件の何よりも一番のメリットは
周辺より所有権売買と比べ安いのが魅力です。

特に場所が気に入っているとなれば尚更
魅力的で利口な買い物ができるということです。

しかし、一般的には50年という長い期間、
家庭内の個々人のライフスタイルは何度か変るものです。

内部模様替えから始まり、増改築、
そして一番の変化は住替えということでしょう。

この場合の売却については、
地域差もありますが、現状、
借地権売買の市場が未発達なことが一番の問題だと思います。

将来売却の頃には借地権売買市場も整備され
所有権売買に劣らぬ市場が形成されていることでしょうが、
これは現在の借地権売買の数に比例してきますので、
今後の借地権の物件売買動向を注視していく必要があります。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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