午前中は布団干しと、洗濯にかまけ、用事も兼ねて出掛ける。青空市で野菜を求め、郵便局で記帳し、その後、帰宅して布団を仕舞う。時雨もあったが、冬の気温としては上等である。友人が来訪し、年末・年始の予定等を話しておく。
旧暦での暮らしには、どうにも気忙しさが伴うが、世間一般では仕方ない。計画をきちんと立てて、実行するのみだ。市内まで出掛けるのが実に億劫ではある。然し、霜月で行っていないと支障もある。さて、何時のことにしますかな・・・。
巷の記事を読んでいて、何時も不思議に思うのは、人間の持つ免疫や抗体を、維持できる方法を、工夫することをしないのか?確かに科学の進歩は目覚ましいし、医学の領域も素晴しいものがある。然し、人間の可能性を信じることも。
夏の間、イタドリを飲み、枇杷葉茶は無論のこと、通草酒も、毎日適量を口にしているが、年齢的なことを考慮しても、先ず先ずの体調だ。医者になど行くものではない。歳を重ねれば当然、あちこち傷んでくる。そういった覚悟も最低限は。
身体の機能低下は仕方がない。それに見合った暮らしをし、無理をしないことだ。腹八分から七分で堪え、贅沢さえ慎めばいいこと。今更、栄養のバランスが云々もない。現状を維持することで、病には近づかない。祖母の教えに従おう。
安物買いの銭失い。という諺のように、安さに釣られて買うと、後の修理費が嵩張る。安心して使える物には、保障もある。然し、管理費のこともあって、中々ストーブが買えないが。年末までには予算も立つので、行って来る心算である。
恒例の、我が家でのクリスマス会。孫等には寒いと不評で、ストーブもその時だけの物だ。だったら来る時に持ってくればいいのだが、重いから厭だと文句。何を言う、お祖母ちゃんは湯たんぽで遣っておるではないか。と心の中では想。
小椋佳さんのシクラメンの香りの、白がほしくて花屋に。たくさんあるが、テーブルに載せたら、何も置けない大きさ。渋っていると、外に出ていたのを値引きで売ってくれた。シクラメンは赤が原種らしく、そのままだと色が混じってくるとか。
秋になると、月の美しさが増してくる。セレネのたおやかさも憂いさも、冬に向って輝きを深める。