枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

時期遅し・・・

2017年09月17日 | Weblog

 図書館から、予約本を確保したメールがあり、娘の所や電気屋に寄って行く。宮部みゆきさんの新刊で、この世の春。表紙がいいなぁ・・・、桜ほうさらも素敵な装丁だったが、これも高感度は大きい。奇しくも、菅原道長の自筆奉書が、新聞に載っていた。

 自分では書けない故に、人物伝や歴史の舞台で活躍された偉人に、興味を惹かれることが多い。今、その時代まで往くことが出来れば、躊躇なく出かける。栄耀栄華のこの世の春、と自負したのは誰あろう。菅原道長であったのだ。そのタイトルに魅了。

 ところで、些か時代遅れを自称してきたが、相当の遅れのあることに愕然とした。電球が切れて取替えたはいいが、新品が点かない。電気店に持って行けば、ちゃんと点く。聞けば、基盤が壊れているそうで、電球が不具合ではないそうだ。取換が高い。

 修理に出したりするよりは、新品を買った方がいいらしい。価格も、基盤を買って治すより、遙かに安く手に入る。今は、センサー付きのもあって、外の明るさで室内の調整をするエコ商品である。そんなことより、昼間は点けないのがエコだと想うがなあ。

 まあ、金を返してもくれたので、当分は我慢しておこう。幾ら安いとは言っても、そこは価格がある。手元不如意では買えない。今月の給料は少なかったので、大切に使わねばならない。タイガースが買いたいが、来月に回そう。年金が何十万も入らない。

 昨日、テレビ番組で、夏野菜をしっかり食べよう。と、種類を分析して、どういったことにいいかを遣っていたが、そんなことを、秋になって放送するのは何故なのか?わたくしなど、口を酸っぱくして言うておるが。旬の物は、その時期に摂取するから好い。

 夏野菜を食べておくと、冬の身体ができるし、冬にしっかり旬の物を口にすれば、夏の身体を創る。年中、色とりどりの物が、安価で大量に並ぶが、季節の物には敵わないことがある。贅沢をすれば病気に成る。清貧の暮らしには、身体が創られるもの。

 職場の同僚に、枇杷葉の生葉を持って行ってあげよう。と硬くて大きなのを採っていたら、葉の中心に苞が見えた。たくさんある。うれしいなぁ・・・、今年もたくさんの花芽が咲きそうな気配。季節は廻り、繰り返すが、この時期のワクワクさは格別なもの。

 大寒の頃の夕暮れ。早々と、金星と月が並ぶ。月の明るさ、金星の美しさに、圧倒されつつ佇む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする