枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

秋の気配濃く・・・

2017年09月02日 | Weblog

 夏を偲ぶように、百日紅が咲いている。枇杷葉も、日毎に葉が硬くなっていく。その中心に、盛り上がりが見え始めたら、苞となって、やがて薄茶色の小さな球が現われる。年末の時期には白い花弁が覘き匂う。花は、来年の立春過ぎまで咲き続ける。

 早くは年末に花を終えるが、蜜蜂で結実していれば持つが、寒さに弱いんで、霜や雪に枯れる。彼岸の頃に咲いたのが案外、好い物に生ったりする。自然の気温の状態であり、人間の知る由もない。生き物も、目に見えるものだけではないのですが。

 自然界の命には、人間への影響を促し援ける働きをし、抗体や免疫に繋がるのや、反対に症状が著しく現われてしまい、悪化してしまうことにも。色々な病原体にも、人類へのことを深く考えて活動するものはいない。自然との付き合いは微妙となる。

 草木にも命が宿り、それらが廻りめぐって、人間の命を支える。初めから、人間のために、われの命を提供するとは思えない。どんな生き物にも、そこにある限り、使命があり役割が課される。人間だけが、自分勝手なことばかり言い、遣りたい放題だ。

 昨夜は、久々にナルニア国物語を観た。人間が、心を通わせようとしなければ、相手は物言わぬ物体だろう。木にも、小鳥にも、等しく同じ命がある。殺生は、必要な分だけで良い。金儲けを企てるから、無闇矢鱈と自然を壊す。地球は悲嘆にくれてる。

 勤務も、組んだ相手に依ったり、その日の体調にも影響され、身体が思うに任せないことが増え、年金だけでは暮らせないが、そろそろ決める時期だろう。年齢的なこともあり、無理を承知で遣っているのを、他人に理解してもらおうとは思わぬが空虚。

 枇杷葉の中心が膨らんできた。わくわくとした心持ちで、そっと覗きこむ。知らず知らずに、にんまりとしてくる。

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