枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

墓参りに・・・

2017年09月24日 | Weblog

 息子と里の墓参りに行く。三隣亡なので、山の木は切らないため、しきびも換えられない。嫁が花を預けてくれていたので取り換えた。水は、仏様には欠かせないので、墓に着くと直ぐに綺麗にした。笹も草も生い茂っているが、寒くなるまでは。

 墓石の苔や、枯れた笹は取り除く。箒と手袋とで掻き出す。最後に両親と祖母に話をする。戦死した叔父、病気で亡くなった伯母に、祖父は写真でしか見ていない。祖母は働き者で、母が家のことを、ぐずぐずするのを嫌っていた。田圃に山に。

 暦で暮らしていたので、三隣亡には余程のことがない限り、山には入らなかった。そういう日を骨休めにしていた。藁で縄綯いをし、籠を編み、草履を作っていた。竹は寒中に伐り、細工にしていた。どんな物も祖母の手に掛かると見事だった。

 蔓があちこちの猪避けに、這い上がっていた。祖母が見たら、野菜入れや、果物籠に仕立てたものだ。焚き物を括るのにも手早くて、縄が無くても鎌でちょいと切って、器用に括る。里の家も荒れ果て、野の物が歩いている。枯れ枝も落ちてた。

 家の小路に、ほととぎすが咲いていた。昔は、たくさんあったのが、今は見かけなくなって、小さな丈のに気づく。土の崩れた跡に、可憐な姿を咲かせている。野にあってこそ美しい。墓参りも、孫は学校に行っているとかで、文化祭の練習らしい。

 小学校では運動会が開催で、孫等は参加(卒業生で)しているのか?墓参りには来なかった。高校生のは、部活で日曜日もないそうだ。体力の限界にも思うが、若さで乗り切っているのか、さっぱり音沙汰がない。図書館も、館内整理で休み。

 布団を干していたのを仕舞う。秋日和にふくっらして気持ちがいい。すばるは雄であった。元気が余っているので、女の仔にしては可笑しい、とよく見てみた。然し、判明したからと言う手今更捨てられない。困ったもんだなあぁ・・・昼寝をしとるが。

 寒中の時期には、殊更に宇宙がきれいだ。外気温は低いが、子どもの頃よりは暖かい。星は美しい。

コメント
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