枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

再稼動・・・

2017年09月14日 | Weblog

 福島第一原発の事故で、汚染水も未処理、復興も遅々として進まない現状で、何をどうやったら再稼動へとなるのか、甚だ不思議なことである。放射能汚染の人体への影響は元より、生き物凡てへの蓄積は、長い時間をかけないと結果として出ない。

 で。そうなった時に、やっぱり再稼動はしなけりゃよかった。と言うのだろうか?遅きに失する。プルトニュームの処理だって、いい加減なもので、野晒し状態のまま。ガイガー探知機の針が振り切れる放射線でも、安心・安全なのだろうか。首相は嘘つきだ。

 オリンピックは大事かも知れぬが、それよりも先に、人命の方を優先させるのが大切。放射能が大気を覆えば、それこそ東京は大混乱する。原爆投下された広島や、長崎の多くの人の苦しみに、何故寄り添えないのか。戦争がもたらした莫大な被害に。

 わたくしは戦争を経験したことはないが、叔父はシベリアに抑留されて、遺骨も戻らずである。母は、婿を取っての暮らしであった。父は婿養子の立場で、散々肩身の狭い思いをした。亡くなった今も悲惨なものである。田舎の暮らしには弊害が多く残る。

 今の若い方は、そういった親を見たりして育った者と、自由気儘に、言いたいことを憚りなく、人権を楯に生活してきた者も居る。目上の方への物言いやら、態度に大きな差が出る。対等ではなく、平等とは思うが、幼稚な言葉が目立つ。日本語を大切に。

 先日も可笑しな文章に、首を傾げた。花に・・・・・してあげましょう。とあった。違うわよ。何々する、或いは遣りますが正しい。幾ら丁寧がいいか知らぬが、これは慇懃無礼というもので、相手が何か分っていない。子どもにだって、受身はしましょうくらいに。

 これで、いくら英語が喋れても、日本語に訳する、解釈する語源が乏しいものでは、意味が相当に異なる。お国言葉訛りがあっても、素朴な趣きにとれるが、日本人の愚かさをあからさまにして、恥ずかしくなる。かわいい、いただきます等、見苦しいです。

 冬の最中、木漏れ日に匂う花芽。晩秋辺りから、咲き始めており、春分くらいまでには結実する。

コメント
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