昨夜からの雨で、庭は程よく潤い、網戸を閉めたので、気温も先ず先ずである。鉢を室内に入れると、すばるの好奇心に刺激を与え、前足でちょいと触ってみる。異常無しなら、葉や土をかじりほじくる。畳の上にヤモリの尻尾がある。
身体が、重くだるさが残るが、勤務なので仕度する。時間帯にも依るが、体調での変化が歳に重なる。それにしても、沢田研二さんは、70歳が近い筈で、瞳みのるさんは既に越えている。自分の目標を決めて生きるのは真実素晴しい。
一般的な庶民は、毎日を惰性で生きていることもある。朝、目覚めるから起きる。人間、何時何が起きるかは不明なので、どっこいしょの掛け声で身体を起す。すばるが来てから、餌をやらねば、というのがあって、やっとこ立ち上がる。
我が家に来て、何ケ月も経ち、小さかった体はでかく、首の回りから丸々としてきた。尻尾が長く美しい。枇杷葉茶を飲んでいるので、毛並みが綺麗である。器量は少し劣るが、見られないこともなくなった。大きくなってきたから変った。
ご飯が好きである。我が家の米は、朝日米で、無洗米やら手研ぎのを炊く。水は、Aさん家からので仕掛ける。卵も、野菜も、低農薬やらを好む。これは飼い主に似たものであろう。添加物の類には、身体が異常を訴えるので、難儀だ。
一日、ぐずついた天気で、帰宅すると大欠伸で出迎えた。どうやら、出窓の寝床でぐっすりだったらしい。靴箱の中に、タオルを敷いて置いている。体がはみ出しているのに、無理矢理入っているのが可笑しい。一回り大きな箱に変えよう。
そろそろ風呂にも入れないと、と思いつつ、外に出て行かぬので、娘夫婦を待っている。婿が入れたいらしく、その内に連絡が来るだろう。勤務を終えて、すばるの顔を見れば、少しは疲れが取れる。二人っきりなので、余り喋らないが・・・
大寒の朝。庭を見てびっくり!昨夜、深々としていたが、積もったものです。枇杷葉は、寒さに震えて。