朝、何気なくだが、早く用意が出来てしまったり、何をしたのか遅れてしまったりする。通勤路を行っていると、必ず事故を見受ける。其処に遭遇しないように、何かの力が働いた、としか思えないことがある。自然と暮らしていると、難を逃れるのか。
すばるのすばしこさに、こけそうになる。何しろ、行く先々に走って行くのと、Uターンするのとが同時くらいの速さで、足元を掬われるのに困る。よくもまあ、ちょろちょろと駆けること。高い所も好きで、どうやって上がったの?下りられないと固まって。
ゴミ箱の長い物や、葉っぱに興味があり、ちょいと掻き出す。出来るだけ、分からないようにしているのを、ごそごそ遣って探す。糸は、特に危ない。呑み込むことはないだろうが、絡まると身動き出来なくなる。留守番中にはどうするんだ。と叱っておく。
我が家に来て、7ケ月が経つので、言葉が多少は分るらしい。と言うか、しっかり聴いていて、こちらの顔色を見ながら遣る。してはいけない、と言うことは実に分っており、叱られる前に隠れる。寒いのが苦手のすばるだが、湯たんぽは未だ早いな。
山女が熟れ始め届く。Aさんが分けて、と言われていたので持って行く。咳や痰の咽喉への絡みに好く、嗽や飲用に使う。分量は、ペットボトルのキャップ1杯を目安。身体に必要な物は残して、汚れた物だけを取り去る。咽喉の痛みを和らげていく。
山女・通草、とも書く。昔は、家の周りにも生えており、子どものお八つでもあった。お腹が減れば捥ぎ、足らねば山に行けばたっぷりあった。今は、荒れているので、中々取れないが、行けば驚くほど生っている。然し、野のものらの餌で難しくなった。
青空市に並ぶこともあるが、猿や猪の餌で、最近は鹿も口にする?里に下りて来るのは、餌が足らなかったり、十分な食べ物が、そこら中にあるからだ。袋毎食べて、消化されずに死んでいる。コンビニが出来過ぎたのも原因か。ゴミ箱が外に有。
立春の頃には、粗方結実が判明する。花芽もそのままだったり、小さな実に変わったりするのだ。小豆大にも見える。