枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

文月、白露

2017年09月07日 | Weblog

 二十四節気 白露 朝夕涼しくなり、草木の葉に宿る露が、白く光る、という意味で、白露と言う。毎年、九月八日頃である。ハクション!とクシャミの出る季節で、春とは異なる心構え。何しろこれから、寒さに向うので油断大敵。

 言葉の持つ不思議さ、魔力と言うのは、そういった力があるとか、否とかでなく、必ず自分に還ってくる。そこには、自分は悪くない、起るべくしてそうなった。という言い訳がある。だが、慢心でもあるのだ。人間だから間違いは有。

 坊主の頭と嘘はゆったことがない。これは、坂田靖子をご存知の方なら、笑い転げる有名な1場面だが、いやはや、諺でもある。嘘も方便や、嘘から出た実。と言うのもあって、嘘の使い方の手引きもある。然しやはり自分に還。

 これが何時、何処に、誰にとなると、心許ないし、断言できることではないが、災難は忘れた頃に来る。原発再稼動を、新基準で合格とある。新基準って何?何を基準にするかだが、生き物をか、生命全てをなのか、不明極まる。

 東電は、懲りない面々だなぁ。福島の復興も未だ放置したまま、再稼動するなど、保障をする気は端っからない。何を目的として稼動だ。加計学園の突っ込みを、他に向ける算段とも取れるが。こんな首相では、国は先行き怪奇。

 政治に不正はつきものだが、喋る言葉も吟味し、相手を考えて物言う閣僚でありたい。尊大に構えて、言うことは小学生並みでは、親の、祖父の七光り。威光では影も薄い。然らばダーク・サイドに獲り込まれる。ジェダイは消滅。

 人間の心には、両面が堪えず行き交う。然し、一時の感情で、悪の闇に入ってしまえば、取り返しの就かない結果が訪れる。言霊、と現すが、自分の行動や言動には責任を持ちたい。いい児になるのは、幼い時期だけで充分である。

 立春を過ぎると、心もち寒さも和らぐ。早春の季節には、鶯もひっそりとしている。宇宙にも冬の大三角が。

コメント
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