通草が熟れだして、持って来てくれるのを、せっせと焼酎に漬けている。風邪の初期症状に良く、嗽は無論だが、1匙飲めば、咽喉のイガイガが無くなる。耳鼻咽喉対策に好都合。それまでは直ぐに扁桃腺炎で、高熱に呻いていたのが、まるで嘘のように消えた。自然治癒能力に、抗体や免疫の増幅。
加えて、枇杷葉茶での飲用である。感染予防対策に、1年中嗽をしている。誰でもが出来ることだが、誰でも続かないことでもある。況してや、枇杷葉への心を籠めた想いには、祈りと感謝がある。その恵みを戴ける幸せにも、手を合わせる気持ちが大切。我が家の枇杷葉は、天を向いてすくすく育。
人間だけが恩恵に与る訳ではない。小さな命にも宿り、そこに棲んでいるからこそ、こちらにも分けてもらえる。そういった志に、不思議な繋がりを想う。偶然かも知れぬし、邂逅かも知れずで、宇宙の成り立ちを心に留める。眼には視えない存在であるが、決してあることの不思議さである。信じる。
生き方は自分で決めておく。この状態での暮らしでは、自分を大事にしなくてはならず、かと言って、拘わりも大切な事。程々の距離を置きつつ、遣っていくことが、最終的な目標だ。そこに枇杷葉があればいいので、贅沢には変わりない。命を援ける酸素の補給元にもなってくれる。我が家は宝庫だ。
身近な自然の、尤もたる恩恵に違いない。大切にすれば、あちらも感じとってくれるのだ。心が通じ合うのは、何も人間ではない。却って、物言わぬからこそ、第六感が働くのだろう。感謝することの大切さで、祈りを忘れまい。理論では説明できぬがそういった、不可思議さは存在しているのだと想。
昨夜の寝苦しさは、雨であったが、今朝起きても、身体がだるく重い。然し、仕事には行かねばならずで弁当を作る。近いとはいえ、車で行くので、途中の事故も気をつけよう。交通安全月間だけが注意なのではないので、用心に越したことはない。走行時速は常に、安全運転で行こう。明日も仕事だ。
枇杷葉の時期には、梅雨時とも重なるので、紫陽花が満開になってくる。挿し芽で増える。