枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

廃炉に・・・

2018年10月26日 | Weblog

 廃炉にする決定がなされても、更に耐久年数を延ばし、加えて再稼働する電力会社。電力の無駄使いをさせ、真夜中も消耗させる。電力は余っていることを隠し、庶民にどうにかして使わせようとする魂胆。時代が変わったというが、変えて行くのであって、地球そのものの意志ではない。

 月を眺め、陽射しに感謝し、風に雨に恵みを賜り、日々の暮らしをしていく。田畑があるとは限らないので、食生活の全ては賄えない。それでも贅沢を慎み、晴耕雨読をしていれば、これ以上の幸せもない。何かに頼ることは極力控えたいが、水だけは命に直結するので困る。天気に感謝。

 庭の枇杷葉を見て回る。枝が重なってきているのを、ちょっと括っておく。紙の紐なので、雨に濡れれば切れるのは承知。まあ当分は持つだろう。クリスマスローズの苗が勢いを増し、蕾の出かかっているのが見えた。すばるは、陽だまりで毛繕いをし、ごろごろとのたうつ。蒲団干しを。

 片付けをしなければ、と布団カバーや敷物の入れ替えをする。座布団も冬支度。気温は暖かであり難い。休日の日には、雨ならば読書だが、天気だと用事も多くなるのだ。冬支度は秋の頃にしたい。掃除も少々遣りたい。雑巾を使っての掃除には、細かい箇所への行き届きもあり綺麗になる。

 落合恵子著 ザ・レイプ 読んでいて深く考えてしまう。これは人間の人権も含んでいて、主人公の意志の変化に、心が揺さぶられた。映画は観ていなくて、話題だけが一人歩きしていた感があり、原作を読む気にならなかった。自分の生き方を還りみた時点で、読んでみる気になったもの。

 差別も、虐めも、当人にしか分からないことがある。教師や親にさえ、死んでからなら何と言えることがある。他人に何が解るんだ。身体は何処も変わらないが、心の細部に至れば、どんな棘や裂け目があっても、写ってはこない。どんなに謝っても、詫びても元には還らない。それが人間。

 物事の基準自体が違う。裁判長の男性陣に何が解る?弁護士の男に。暴かれたことは事実かも知れないが、それは人間としての尊厳ではない。下等な生き物としての、女への侮蔑だ。ひたすらに自分に正直にしている者への、妬みと嫉みだ。現実社会にある、男性中心の仕組みに腹立たしい。

 知人が、廃品回収に協力して、と言うので取りに来てもらう。新聞も、段ボールもまとめて渡す。前回の時よりも少ないが、それでも結構な分量だ。職場では仲良くしていると、陰口をたたかれるので、話さないようにしている。他人のことには目を皿にして喋る。そんなことよりも仕事を。

 おいで。と呼んだら、今は気分ではなかったようで、拗ねてしまった。すばるにも都合がある。

 

コメント
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