今年は、旧暦との日にちが、同じかと思えば雨である。この時期には、台風の来るのと重なって、一年に一度の逢瀬も夢と消えたり、無事に逢えたりする。七夕伝説であるので、目くじら立てることも無いが、天の川を境にこと座とおうし座がくっきりと観えるのは圧巻だ。白鳥座も実に素晴らしい。
星に由って、宇宙への夢をかきたてていくのはいいが、何でもかんでも科学的に証明しようとするのは、間違いではないと思うものの、想像力を膨らませていくには淋しい思い。宇宙怪獣ラモックスには、地球の少年との友情と信頼がある。SFが、何年も前に書かれているとは思えない面白さがある。
台風の影響で、昨日と今日は水遣り免除だ。天水の有難さには、人工的なものはないので、ほっと胸を撫で下す。自然の恵に感謝しつつ、枯らしてしまう訳にはいかない。鉢物は、少しでも采配が違うと腐ったり、芽が出て来ない。今年の不安定な天気に、祈る日々でもある。カラーは咲かずだった。
体調も波があるが、左半身の痺れが取れない。神経痛らしいが、冷えからくるものであるのは、冷房の温度が原因。仕事もそろそろ限度かな。収入の伝手はないが、身体の方が大事である。このところ休日には片付けで、ゴキブリとの格闘である。雑巾で綺麗に拭いて、埃も取って、処分もしている。
思い立ってするので、計画性がないため呑気にしている。問題は書棚である。丁寧に埃を払い、分類していかねばならない。白蟻の工事中にする予定で、有給の申請をしよう。必要のない物は、買わないようにしているが、以前にあるのがバラバラで散らかっている。そうしてみると無駄が多いのだ。
枇杷葉が、新芽をとんでもない箇所から出している。枝を剪定したら、実に不思議に芽を出していく。自然の不可思議には、驚くことが多い。命の誕生には必ず、月の満ち欠けがあり、潮の関係も重要な事。人間の知っていること等、僅かなことでもある。一握りにもならないことに躍起となっても。
それよりも、戦争をしたり、自国の損得だけで、相手国を悪しざまに言い、経済を破綻させたりする。挙句に人間の価値観に及んでは悲しい。生きている人間程、恐い者はない。原爆の恐ろしさを認めて、核の保持を止め、国々が手を携えて、新しい未来に向かわなければ、地球は消えてしまうのだ。
枇杷葉の花芽が咲き出す。今は、生葉が繁って硬くなっていく過程だ。四季折々の風情が。