葉月、上弦・小潮

　アビーが星になる。あの不安がまさかこんなことだとは、今以って信じられない。夜空に視えたアビーの姿は元気そのもので、勢い駆け寄ってくるようだった。うれしそうな顔で直ぐにも手を伸ばせば届く距離に居た。アビー役目を終えたんだね、淡々と黙々と任務をこなし星になって宙に還って逝ったんだ。

　アビー、待っていて何時かわたくしも其処に逝くよ。命は人間だけでなく、あらゆるものに与えられているのを忘れる。人間は、ちょっとしたことで不平不満を零し同情を誘う。命は同じだよ、生きている者には等しくあり任務が終われば宇宙に還る。誰を恨むでなし援けを請う訳でもなく偉かったねアビー。

　何で泪が止まらないのだろう。アビーが哀しむからと想うのに、御免・弱虫だよね。何か支えを失ったようなの、代わってあげられなくて赦して。コロナ禍で行くことは叶わずだけど最後の力を振り絞って、わたくしの処に遇いに来てくれてありがとう。短い間だったけども、沢山の教え学びをありがとうね。

　枇杷葉のエキスを作って置きましょう。多方面に活用できます、怪我・擦り傷・切り傷・打撲や肩凝りにと用途は様々です。アルコール度は35℃を厳守してください。生葉は大きいままでも小さく切っても構いませんが、硬くてごわごわのを使います。この時期には葉の中心から苞が出て、それが花芽になる。

　店頭に並ぶ枇杷苗は早くて10月、遅ければ11月にならないと出回りません。またどうしてもであれば注文してでないと、手に入らないこともあります。枇杷葉の根が重要で傷つけられて枯れる恐れがあるから、旧暦の初冬からが適している。種から発芽した苗は、できれば3年位は移植しないのが良いですよ。

　枇杷葉は放置しておけば10mを越える木丈になり、敷地内での置き場所に困る。定位置を決めたら毎年剪定をすること、全体を2m以上にしないことです。日向であれば全体に育ち、日陰では上に伸びてしまう。初夏から秋口までは生葉を採らず大きくして、旧暦の師走・小寒からが好いとされているのです。

　施肥も同じですが、米のとぎ汁を与えたり野菜屑等を容れても臭いません。時々は塩や酢が好いですよ。潮の満干潮や月の満ち欠けも重要ですから、暦や旧暦を参照して行うのが好いです。分量は現代農業をご覧になったり、バックナンバーで持っておくのも良い。地球の資源は取り尽くしたら後がないです。

　リンパ腺マッサージにも、枇杷葉のエキス塗布で滑らかになります。枇杷葉茶を飲用していれば、くも膜下出血や脳溢血・脳血栓を防いでくれます。薬は役には立ちません、消費期限だの期間だので儲けるのが目的だ。サプリメント等問題外ですが、個人的な見解なので利用を妨げる意図はありませんです。