枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

オリオン座流星群

2009年10月19日 | Weblog
 久々の流星群です。この流星群は、夜遅くに帰宅した時、とてつもなく大きな、流星痕があったりする、心の時めく流星群です。ギリシャ神話の中では、プレアデスの7姉妹や、ヒアデスの姉妹を追い駆けまわす狩人の、オリオンですがね。腰の三ツ星のベルトや棍棒を振り上げた肩には、一際目を引く星があります。

 冬の大三角の一つのオリオン座です。今夜は、月明かりのない新月にあたりますから、好条件での観測と、次回に訪れるのは、60年以上はあるという。明日は、遅出だし超ラッキーな訳です。ルンルン♥そろそろ輻射点から観えそうですが・・・

 オリオン座のメインは、オリオン座大星雲M42です。ペテルギウスは平家星とも呼ばれています。リゲルが源氏星です。その中ほどにベルトに充、三ツ星が観えるでしょう?で、そのすぐ下にたてに小さな三ツ星がありますね。倍率の高い双眼鏡か、望遠鏡があれば、真ん中の星が、赤いのに気がつくでしょう。それがオリオン座大星雲M42です。ここには馬頭星雲もあり、見事な宇宙の美しさを堪能でき、時間の経つのを忘れてしまいます。

 四季折々の宇宙の変化ですが、個人的には、冬の宇宙が好きですね。凍てつく外で、防寒設備の重装備で、宇宙を観ているだけで、自分自身の小ささを感じてしまいます。宮沢賢治の書こうとしていた思いに、少しは触れられたか?と自問する。よたかの想いや、月夜の電信柱の心が、小波のように押し寄せては還す。ゴーシュの奏でるチェロの音が、震撼として下りてくる。

 夜更かしは体に悪いんだが、こればっかりは止められない。あの星降る夜の想いに遭遇したなら、全てを捨ててもいいとさえ思う。現世の雑念を捨て去れるんだ。誰にも言えない想いも、其処に往けば、満たされてくる。今夜は、そういう素晴しい夜なのです。

 況して今夜は、Rさんの父上さまのお誕生日なのです。こんな素敵な日に、生まれて来られていたなんて、心からおめでとう!と言わせてくださいね。プレゼントが、ちょっと手間取って遅れてしまったけれども。Rさんには、きらん草を入れてます。息子さんも甚くお気に入りだそうで、ついうれしくなったの。サンタさんには、花芽茶をあげてください。昨年の物ですが、よろしければ飲んでくださいね。

 風下に立つと、香って来るのは、金木犀です。金色のお日さまの子どもらが、ちょこんと乗っかっているような感じです。銀木犀も並んでいます。月の光が待ち遠しい、兎の子どもでしょうか?十五夜で下りてきて、十三夜で還っていくのかしらん。そんな小さな子どもらが、ワラワラと戯れているようでした。

 枇杷種酒が効いたのか、体調がいいようです。体温も、36℃までを行き来しています。最近は、調子がいいと、検温を忘れそうで、出掛けに慌てて計っています。白枇杷の根元に、石灰を入れてみました。

 
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課題の続き

2009年10月18日 | Weblog
 昨日の疲れと、連休だという気の緩みが、遅い起床になった。先ずは、布団干しをしよう。雲が多いが、昨日より晴天模様だ。昼食兼の朝食。食パンもたまにはいいかと、トースターで焼く。何もつけない。最近のバターの値上がりで、購入をしていないこともあって、そのままで食べている。

 バターって、牛の乳だよね。どちらかというと、山羊の方がいいんだ。ハイジではないが、自分で作れるのがいいね。でも、作れないので食べない。近くに、山羊の農園があるんだけれども、バターはないのね。ヨーグルトはあったけど。まあ、贅沢と言えばそうなので、出かけた時にあればいいかな?

 洗濯をしながら、珈琲を飲んで、新聞に眼を通した。おお!旧暦カレンダーが買える。書店に注文入れたんだが、ネットの検索ができません。と本屋のおっちゃんが言う。まあ、その内に何かわかるよ。と思っていたら、今日の日曜版に掲載してましたね。やれやれです。

 洗濯物を干し、プランターの土の入れ替えと、その配置や、剪定も残っていたのでする。やっぱり芋虫がごろごろ・・・。水仙が窮屈そうにしているので、プランターをひっくり返す。根が出てはいるが、株分けした。ちょっと葉がしな垂れた。石灰と新しい土を入れてやる。移植ゴテで、何気なく球根を二つにしてしまった!

 銀木犀がとてもいい香りをさせている。これは、どちらかというと、路地植がいいのだが、あまり大きくなっても、庭が日陰ばかりになるので、鉢植えにしているのだ。大きな木は、枇杷葉だけがいいです。この下には、クリスマス・ローズを3段の鉢置きに、並べている。生協で買ったのが多いが、小さな苗の、育つのかな?というのや、種が落ちて芽を出したのもあって、大小取り混ぜてにぎやかです。

 ぜんざいをしようと、小豆を此のところ煮ているのが、何とか軟らかくなったので、砂糖を入れ、白玉粉を溶いて、鍋に落とした。息子が電話をしてきて、片付けに来てくれた。帰りがけに鍋ごと持たせる。先に1杯食べておいてよかったよ。息子は甘い物には目が無い方だから、喜んで持って帰った。ゴミだしを頼んで、2つ日間の課題終了です。ここで3時のお八つと、珈琲をいただく。無農薬の珈琲ですが、やはり味が数段違う。ネットでも買えるし、新聞等の広告にも載っている。でも私は、サンタさんの珈琲を信用している。価格もさして変わらないから、無農薬とは思うが、何故か疑ってしまうのだ。

 枇杷湯をした後の、パックに入っている葉を、乾燥させていたのが、いい加減になったので、パックから取り出して、袋にまとめていった。堆肥でやるのだが、これに塩と鶏糞を混ぜる。作物の出来も不出来も、感謝の心や、お礼の気持ちがなくては、人間に食べさせてはくれないように思える。RさんやMさん。サンタさんや、りささんにも、来年送ってあげたい。自分が丹精込めて作らせてもらえる喜びは、受け取ってくださる方への真心に通じる。そお信じているよ。

 勤務先で、10時と3時に飲むインスタント珈琲は、最初の内こそ、飲んではいたが、口内炎になってしまった。これは枇杷種酒で治した。驚異の威力ですね!それでしかたなく、家のインスタント珈琲を、タッパーに詰めて持って行っている。毎月、料金を集めているのと、自分で淹れない時には、無理にとは断れないこともあって、致し方なくでも飲むこともある。他の人の平気な体に、疑問が生じる。

 主任が、体調不良になった原因は、過労だろうが、精神的なところで、悩んでいた節があるように感じる。部下が、あれだけ個性豊かであれば、統率は至難の業。中堅の管理職って、想像を絶するなぁ。これで2度目だもの。敢えて言えば、自分を、家庭をもっと大切にしてほしい。完璧な両立は無理!個々の性格や、資格を考えて、其々がやれる範囲を決めて、協力シフトを作っていかなければ。てんでばらばらの状態では、また倒れてしまうよ。枇杷茶飲んでね♥

 連休は、久々だったので、とても充実した2日間でした。Rさんに会いに行く時には、3連休をもらおう。っても、来年の春か、枇杷の熟れる頃ですが・・・。
 昨日の写真は、昨年の春の枇杷葉です。
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本日の課題

2009年10月17日 | Weblog
 朝からプランターの土を入れ替え、石灰を入れて土を足した。土の中には、ありゃりゃ・・・!芋虫がごろごろ出てきました。余程居心地がよかったのか、大家族の生活でした。ナメクジも鉢の裏に、住居を構えておりました。球根は食べられ、木は枯れておった。甘い汁を吸われたようです。自然界との共存は、ほんっとに難しい。春に花を咲かせたいのよ。あんまり大きくなっては、日当たりが悪いので、ライラックも剪定をする。すっきりと見晴らしがよくなりすぎました。

 孫達が手伝いに来ていたので、とても賑やかでした。芋虫に悲鳴を上げる姉と、にこにこしている妹の対照的な姿に、複雑なる思いでした。まあ、いっか。午前中の曇り空が、結構暑く、汗が出ました。布団も、にわか雨を心配しましたが、稲刈りをしているので先ずは安心。昼食後にしまいました。

 今年の、我が家の枇杷葉は、苞の塊が、巨大化してるよ。小さいので3cm、大きいのだと7~8cmはある。これで全部実がついたら、枝が折れてしまう。支えがないので、耐えられないと思う。石灰を入れたからかな?寒肥で入れるのは、鶏糞と塩ですが、効きすぎても、木が傷んでしまうわな。花芽茶にしよう。

 銀木犀が、ふたたび咲き始めた。四季咲きだから、何度も咲くのでしょうか?夕顔も、幾つか咲いている。今夕は3輪です。撫子は目立たぬように、バラは艶やかにさいています。尺取虫に、葉をかじられた。フリージアの、折角出た芽を、美味しそうに食べたのは誰?わーん!ひどいよぉ!!梔子も丸裸です。

 Rさん。枇杷苗に石灰をふっておいてよ。根元には芋虫が居るし、夜盗虫も忍んで来るからね。我が家のは、昨年のが、2本枯れたよ。植え替えるとき、枇杷苗だけじゃなく、他の花苗や野草も、そのままがいいよ。きれいに整備しすぐると、あっという間に、消えてしまう。野菜の種でも、ばら撒いたのがいいかも。

 自然界の掟は、実際問題として、我々の想像を絶する世界でしょう。ミクロの生き物が生死をかけているのは、間違いないでしょう。まあ、今のところは、人間を襲うことはないでしょうが、何時なんどき、立ち向かってくるかもしれません。人間は、一つとして、自分では作れないのですから、心しておかなければ。

 あ。13里が焼けた。

 ダーゥインの種の起源で、人間は頭で考えることをするので、他の生き物の作った物を工夫して、服や、食べ物や、その他のことに生かして、今の生活を築きあげた。猿知恵とも言う。とても狡賢い生き物です。そのことを珠には思い出して、自分の生活を振り返ってみれば、とても贅沢な、感謝すべきことですね。

 あっつ。いただきます。
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ないものねだり

2009年10月15日 | Weblog
 例えば、目の見えない人ばかりだったら。先ず、自分を守ることができないでしょうね。耳が聴こえないだけなら、自分達の生活はできる。音がないだけだから、文字で通信すればいい。しゃべれないのも、話せないのも不自由だけど、見えて聴こえるからね。五体満足に産んでくれた両親に感謝することは、自分自身を認めて其処から成長すること。自分を好きになることだと思う。

 私は、自分のことが長い間、好きになれませんでした。性格自体が捻くれていたのでしょうね。母を独占している妹が、何より嫌いでした。祖母の愛情を一心に受けている兄に嫉妬していました。両親に甘える、ということが苦手な子でした。でも、両親が年老いて、身の回りのことができなくなったり、淋しさを我慢している姿に接して、自分の心の在り方と、悔やみきれないすまなさに、体に戦慄が走りました。今では、兄も妹も、両親を邪魔者のように扱っている。

 親の介護を100%でしている、という人も居れば、距離を置いて、双方の人格を尊重しあえる関係の人も居よう。やり方は、どんな方法でもいいのだ、と思える。絶対や、万能なやり方は不可能でしょう。そういうやり方にしてあげたい、思いや気持ちはあっても、実際には無理が生じる。心の負担が増えてしまう。100人居れば100人のやり方でいい。根底に、ナイチンゲールや、アンリ・デュナンの精神を持ち合わせたい。時間がない、忙しいから、は言わないようにしたいです。

 私は、失敗をしながらでも、自分が成長していけるなら、と常々考えている。主任が居ようが居まいが、前任者からの引継ぎで教えてもらっていることや、これまでしてきたいいかげんな方法を、時々してみる。主任には、贔屓しないでもらいたい。私は、信じてもらうのは、私の事ではなくて、周りの人との反応だと思っているよ。まだまだ経験が浅いけれども、いろんなやり方を試してみたい。

 私が、死んで往くまでの目的として、与えられた使命として、頑張らないけれども、精一杯の努力をしていこう。私を必要とする誰かの、何かで役に立つのなら、命をあげてもいいではないか。そうして死ぬ時には、甘んじて静かに逝きたいものである。え?あの人、亡くなったの。まあ、そうなの。という風に、死んでいきたい。そんな死に方をしたいのです。

 枇杷葉に守られながら、宇宙にあがって往きたいものです。
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香りを纏う

2009年10月14日 | Weblog
 平安時代の拠所ない方々は、伽羅、白檀等の香木を焚き染めていたのだそう。入浴設備が整ってないし、無論のこと風習もない。石鹸の変わりには、何を使っていたのだろう?山野草の趣味の人に拠れば、栴檀の実で洗っていたらしい。なんでも擦り合わすと泡が出るのだそう。また、炭灰も洗濯等には使っていた。まあ、洗うといっても、襟や袖、お尻の辺りで、それもごしごしとは擦れない。汗や泥を落とすくらいだったのでしょう。脱水には、竹を2本合わせて両端を括りつけ、僅かな隙間に布を通す。これだけでもかなりな水分が取れたでしょう。

 お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きました。と、昔話にありますが、夏は昆虫や、爬虫類がいるし、冬は寒くて、水が凍っているし、難儀なことであったでしょうね。洗濯ばさみもなかったでしょうから、風が吹いたら、何処へ飛んで行ったのかも知れず。いやあ、考えるだに、想像を絶する自然環境ですね。

 花さかじいさん。これは、シロが可哀相。でも、枯れていた桜の木に花が咲く。という設定は、何か無理がある。私が考えるにシロは、このおじいさんに、自分の命の復活を、教えていたのではないのか?そしてそれをするために、枇杷葉を使ったような気がします。

 昨日、Aさんの手当てに行き、話してくれたことにも、なるほど。と納得しました。今年、ブルーベリーが豊作だったそうです。枇杷茶で飲んだ後の葉を、天日に干してから、土に漉き込みます。自然の堆肥ですから、効き目はどうかな?とも思ったのですが、鈴生りだったのです。微生物が活発に動く条件ができて、そこに植わっている植物に、影響が現れたのですね。人間には、既に必要の無くなった、飲んだ後の枇杷茶ですが、自然に還してやれば、再生能力が働くようですね。

 桜の木の根元に、誰かが枇杷茶の飲んだ後を捨てていた。としたら??有り得ることではないのでしょうか。我が家の作物も、出涸らしの枇杷茶を混ぜています。発芽率も、生育率もいいような気がします。枇杷葉力、恐るべしです。枇杷葉の焼酎漬けもですが、枇杷種酒も、効果が瞬時に出てきます。漢方薬でもあるので、じんわり効いてくる部位もありますが、とても素早い対応をしてくれます。

 捻挫など、一晩で腫れが引きます。痛みも何処へやら、3日もすれば完治でしょう。但し、匂いや効能を嫌われる方には、お薦めできません。薬効も唯の役立たずになってしまいます。個人的には、結膜炎が慢性になっていたのですが、目医者さんも驚く有様。今夏は、うっとうしくなくて済みました。枇杷葉生活のお陰です。

 今夏は、枇杷酒を飲まなかったが、疲れが取れなかったので、来夏は止めないで続けることにします。散々な目に遭ったので、懲りました。嘔吐・下痢で休まざるを得なかった2日分は、誰も払ってくれない。今月はすごくきついです。ほんとに冗談でなくゲロゲロだよ。まあその分、青空市に行って、旬の野菜を買って来ますね。大根がそろそろ美味しくなる季節です。

 四季咲きのバラが、蕾をつけたり、咲いたりしている。葉が虫に食われているので、石灰を振っておいた。夏の残りを惜しむように、夕顔が咲いている。けれども匂いがしなくなった。あれは、蝶や蜂を呼び込み、受粉させるための匂いであったのだ。自然の仕組みは、なんとよくできているのだろう。長期予報で、暖冬のようですが、蜜蜂が来てくれるかな?枇杷の受粉をしてくれないと、いくら花が咲いても、実が生らない。かといって、我が家で飼育するには無理がある。蜜蜂の来てくれる運を祈るしかない。

 

 
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にわか雨。通り雨

2009年10月13日 | Weblog
 午前中、布団を干そうか?随分迷ったが、出かけるので止めておいた。昼には陽射しもよかったが、午後の6時過ぎには窓を叩く雨粒。一時の通り雨になった。最近、頭痛はさほどではないが、耳が痒くなれば、たいていは雨である。自然に関心があれば、湿気を含んだ風に気がつく。今まで飛んでいたり、葉の上にいた虫が、葉の裏に移動する。こうした何気ないことにも、目を向けて観察していれば、雨が降るのや、その状態までがわかる。

 Aさん。訪問すれば、蒟蒻を熱くして、待っておられた。淡路田中の枇杷葉を10枚ばかり用意して行った。これがでかいの。葉はどれも大きいし、30cmはあるのです。半分にしても充分に使えるという物。背中側の腰に、湿疹ができていた。3㎡くらいで、少し腫れている。晒に包んだ蒟蒻を当て、効いていくのを待っていたのだが、時間がかかる。体が案外に冷えているのだ。鍋で温かくしていた蒟蒻と取り替える。今度は、早速変化が出た。瞬く間に、枇杷葉が黒くなり、皮膚の毒を吸いだしていく。3回繰り返したら、体がしゃんとされたようです。

 Aさん曰く、腰が軽くなった!と言われるのです。確かに、歩き方が違います。よたよたと歩くのではなく、すたすた歩かれていました。顔のマッサージは、角質が喉と耳の辺りから、ボロボロ出てきました。リンパ線を刺激したのです。毎晩、入浴はされていますから、もちろん洗ってもお出でです。でも、角質はリンパ線マッサージをすると、思いの外取れるんですよ。

 所要時間は、2時間でした。顔のマッサージを済ませたら、眼球の張りと、勢いが戻ってきました。瞼を親指でゆっくり撫でるのですが、力を極力かけないようにします。それでも私の指先から、幾らかの電気が出ているので、ピリピリとしていたようですね。まあ私のような者が、できることですから、高々しれています。でも、心からよろこんでもらえると、とてもうれしいです。お互いの気心が知れていても、体に触る訳です。細心の注意は必要ですね。

 心。というのは、見えるのでも、触れる訳でもありません。けれども存在しているのは確かなのです。例えば、お粥が食べたい。と誰かが言った、としましょうか。あなたは、コンビニかスーパーかで、出来合いの物を買ってきますか?それともお米を砥いで、雪平(鍋)にしかけて炊かれますか?単にお粥であればいい。のではありませんね。そういった細やかな愛情が、結局は自分に還ってきます。絶対にしなければならない。ということではないですがね。

 また反対に、そこまでされたら、却って負担になる。という方もおいででしょうから、相手を見てからしてあげればいい。私は、一粒のお米にも、魔法がかけられることを信じています。それは完璧さではなくて、至極自然な、当たり前の人間の姿だと思っている。生きるという事は、終わりに近づいて行く事でしょう。それが怖いのもまた然りです。畏れはあっても、逃げ出すことはできません。偉業を成し得た方には、遠く及びませんが、神に召されるまでは、使命を全うしたいです。

 枇杷葉の苞が、あちこちに見える。長崎の茂木も、8年経てば、かなり成長してきた。近くに芍薬があるのが、日照不足で咲いてくれない。名前は忘れたが、成長の早い木が邪魔をしているので、思い切って剪定した。ところが葉の表面をよく見ていなかった。痛い!と気づいた時は遅かった。黄緑色の毛虫に刺されたのだ。体長3cmの綺麗な毛虫だった。ライラックの木にはごっついのがいた。10cmはあったよ。刺されはしなかったが茶色のと緑色のつがい。これって毎年いるんだよ。

 右手の親指と、一指し指の付け根に、小さな咬まれた後が見える。枇杷葉の焼酎をコットンに含ませてつけた。痛みと痒みが消えた。腫れかかっていたのが、萎んでいった。数年前までは、掻き毟って、よけいにひどくなり、ジクジクしてなかなか治らなかった。枇杷葉の威力はたいしたものです。

 体の何処かに、痛みや凝りがあれば、温めたタオルに、枇杷葉焼酎を浸して、患部に当てておきましょう。何度か繰り返して治しましょう。枇杷葉の生葉でもいいし、焼酎漬けでもいいのです。ポイントは冷やさない。温かくして朝までぐっすりお休みくださいね。
 ダリア。辛うじて咲いています。
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時間を越えて

2009年10月09日 | Weblog
 前世、現世、来世。人間の往ける範囲として、どっちがいいかしら?ガリレオが望遠鏡で天体観測を始めて、400年経ったというからすごい。日本では江戸幕府の時代か?平安時代にも往けるといいのだけれど、千年はちと遠い。還って来られない事も想定しておかねば。

 さるなしが、(ミニキウィ)美味しいです。鉢で育てていますが、蔓性なので増えていくと思う。ゆすら梅は地植がいいね。桑の木は、雷さまが落っこちないように植えている。桑原くわばら・・・。李が今年は、花が咲いたのに、実がならなかった。枇杷も実が少なかった。石灰をたくさん入れたので、今年の苞の塊は、団子状態になっている。本当にびっしりとついているよ。

 シクラメンの茎がどんどん伸びている。もう10年くらい、毎年咲く球根は、キッチンの出窓に置いてある。ガーデンシクラメンや、その都度買う花での状態は、場合に拠っては、芽が出てこないのがある。昨今は苗物を、繰り返し咲かせないように処理をしてあるらしい。種がこぼれて咲いたり、冬越しをしないようにしているのだそう。でも、我が家のは、自然に種ができてきて、芽が出て咲く。サルビアなど、小さな苗になって、花がついているよ。

 カーネーションは、6月頃から咲き始めて、10月の今も蕾が膨らんでいる。夕顔も鉈豆も、9月頃からが見ごろ、収穫に至った。真夏の照り返しには、ぐったりするばかりだったもの。百日紅はさっぱりだった・・・。日向に移し変えてやらなくちゃ。鉢から出して地植にもしよう。勢いのいいのは、ライラックの白ばかり。紫は房がつかないです。バラの刺し木は、この雨でつきました。

 白枇杷は、昨年のようには心配しませんでした。木丈も伸びず、苞もありませんが、枯れないでいるだけいいでしょう。木香バラの勢力が強すぎます。菖蒲やブルーベリーが圧され気味です。ユキノシタは風呂場で、増殖中です。ものすごい勢いで増えます。天麩羅にしちゃおう!

 枇杷葉の、お茶は膀胱炎や腎臓にも効きます。頻尿にも効果があります。機能低下を防ぎ、自然治癒能力を援け、促す。先日のインフルエンザ接種で、このところしんどいです。口内炎に閃いたのが、枇杷酒です。口を漱ぐわけですが、翌日にはなんともなくなった。今日は、その殆どが治っています。今年の枇杷種を焼酎に漬けて於いた物です。この威力はすごい!!枇杷葉の葉は外科用、種や花芽は飲酒用がいいですね。まろやかな口当たりですし、実に香りがいいですね。
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瞬く星々

2009年10月08日 | Weblog
 き、きれいだなぁ。台風一過で宇宙のきれいさが際立つ。大熊・小熊座。カシオペア座。ペガサス座にアンドロメダ座。南の宇宙には、木星が煌く。人間の小ささをわからせるように、瞬く星には、星座の名前や神話を知っていまくても、ぼんやりと見上げていても(足がだるい・・)心が満たされていくようです。見る位置が違ったり、見る人間が違えば、感じるものは多々ですが、幾多の時間を経てきたであろう。数多の人々を魅了してきたのだろう。

 清少納言や、紫式部が。与謝蕪村、小林一茶。小説の中に、俳句の世界に、様々に登場する。また古代の人々は、星を自然の怪現象として捉え、突然光ったり、星が雨のように流れることを畏れていた。日食や月食、流星群等には、人智を超えた神の領域だと信じて疑わなかった。また、北斗七星は決して、北の宇宙から動かないので、星明りで戦の道標としていた。

 安倍清明の、母親は狐で、名前は葛の葉だと言う。兵庫県の佐用町の辺りには、人間界と狐の世界を繋ぐ、道があったと言うのだ。狐顔というのは、眼つきからして不気味な感じがしないでもない。しかし葛の葉は、大層な美形だったらしい。まあ、これは個人の好みの問題で、一般的ではない。

 那須の殺生関には、中国から日本に亡命した、玉緒の前、という九尾の狐が封印されているといいます。これは、時代設定があまりわからないのですが、秦の始皇帝をたぶらかしそこなった狐だとか、日本で帝の寵愛を受けていた女人が、坊さんに伏せこまれたとか。事実無根のことかもしれません。今は、狐など見かけることは、滅多となくなりましたが、私が子どもの頃には、狐火を見たり、お使いの油げを度々ちょろまかされておりました。

 雨が思ったほどは降らなかったが、着実に苞が膨らんできています。3mm程度の花の蕾が2cm直径の塊です。来月の下旬から、少しづつ咲き始めることでしょう。
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秋の夜長

2009年10月07日 | Weblog
 あき深し、隣は何をする人ぞ。長屋的な住居なら、壁の向うも気になる。ということもあろうが、殺人が起きていても無関心。台風が接近しています。この暗闇では動かないのが賢明。我が家は植木鉢が処狭し、と並んでいるので、一応下ろしてきました。喜んで散歩をしていたのは、ナメクジでした。百足とナメクジはつがいで出ますね。雨は歓迎ですが、軟体動物は苦手です。

 雨が降ると、湿度が上がるのはわかっているが、足元が寒い。でもなあ、湯たんぽは早いよねえ。この中途半端の季節が困るよ。毛布を入れるかな。そうしよう。暑いのは、そのままでいいが、寒いのは布団に押しつぶされそうで嫌だ。電気毛布はもっと嫌。そのままショック死でもしないだろうか?え。感電しちゃわない??湯たんぽはいいよ。顔を洗ってもいいし、水遣りに使え、洗濯にもいける。一石三丁かしら。非常用では飲み水にもなる。泥水よりはいいでしょう。

 明日の仕事も、ちょっとばかり気になる。一級河川があるが、これが思わぬ氾濫をする。数年前には、子牛が流された。その前には、救助に舟が出たのです。あっという間に、本流から支流に逆流して海になったようです。当時、本屋で働いていたが、本の無残な姿に言葉もなかった。雑誌がガラスの陳列台を木っ端微塵にしたよ。凄まじい勢いだった。日本沈没かと小松左京を読んだもの。

 エチオピア王家の、カシオペア王妃。神々の間にも、自分くらい美人はいないと公言した。むかついたのは、神々だった。特にゼウスの王妃のヘラは、人間が何を言うかちょこざいな。と海神ポセイドンを嗾けた。ポセイドンも、大勢の娘たちが絶世の美女と親ばかぶりであったから、けしからんやっちゃ!と化け物鯨を暴れさせた。と、なると善良な国民は、なんやて。と目くじらを立てた。娘のアンドロメダをかっさらって、岩璧に括りつけた。と、そこに天馬ペガサスにうちまたり、メデューサの頭を手にした、勇者ペルセウスの登場。アンドロメダに一目惚れしたペルセウス。化け物鯨をやっつけ、目出度く結婚した。

 で。秋は、結婚するカップルが多い。従って、振られた奴の、ナーバスな感情が遥か海の彼方で、台風の芽となり、敵討ちにくるという設定。って、ほんとか?そんな訳ないよ。だけどね、勤務先では、職場結婚があったのね。後ね、式はしないけど、書類は出した。という今時のやり方。どっちにしても、お祝いは要る。冠婚葬祭が派手になるのは如何かな。お祝いは少々遅れてもいいが、お葬式はいけません。人が亡くなるというのは、新しい生命の誕生です。心から冥福を祈ってあげたいものです。

 枇杷葉が屋敷を取り囲むようにあるので、なんとか風を防げそうです。実家は誰も居なくなっているので、家の守りができない。齢92の母が独りで居るよりは安心かな?雨音があんまりしないよ。風も吹いていない。嵐の前の静けさか?
 明日は、仕事に行けるかな。
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暗雲たる状況

2009年10月06日 | Weblog
 暗い。何かしらイメージが悪い。TVでは台風18号が、進路を上陸する模様と伝えていて、伊勢湾台風と酷似しているとも。えらいことです。きっと前触れはあったよ。黄色スズメバチが巣を作ったり、野生の物が、里に下りてきたりではなかったか?自然界の異変を危険、とだけで判断してはいけない。警告は必ず、人間に対して自然が教えてくれるもの。神のみぞ知るです。『ノアの箱舟』が要るでしょう。えらいこっちゃあ!!

 都会の交通も、機能的な全ての物も、そのほとんどが壊滅的になる。自分の体だけがあればそれでいい。命の変わりはないから、本能のままに逃げましょう。って何処だよ!ありません、はい。水の魔力を侮ってはいけません。鳴門の渦ではないが、流れるに任せた方が、命が助かることだってある。自然には逆らえません。民衆の力が余りにも大きくて、流れを止めることなどできない。復興には、国会議員の給料を充ててしてくれれば、どよめきとかすでしょう。私の年収と、月給と同じようですな。文我さんが言ってましたが、落語界からは誰一人出なかったのが自慢です。と噺していましたが、今回よほどのことがない限り、民主で出れば当選。

 自民が地味になってきたら、なんだか可哀相でもある。でも、同情はしないぞ。いままで散々、好き勝手をやっておいてなんだもの。男のセクシーさがない党には魅力がない!沢村一樹のフェロモンを分けてもらってね。草刈正雄も素敵。これ、天下のNHKだよ。『サラリーマンNEO』こういう部長なら大歓迎。某新聞の朝刊に載ってました。びっくりだよ!

 パンジーの苗がちょこちょこ出て、健気に育っています。スイトピーの種を蒔いたが、冬場の越し方をどうしようかと案じていたら、ダンボールで覆って、霜囲いをすればいいそう。これは移植を嫌うので、地植にしてます。球根類の芽が次第に伸びてきていますよ。うひひ・・。と喜んでばかりもできない。殿様バッタが然もおいしそうに食べてくれる。尺取虫にも、癪です。取り敢えずは、石灰を振っておきました。サルビアが、まだまだ咲き続けています。アリッサムも株が広がって、白い絨毯になっています。
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