家族で囲炉裏を囲み一家団欒の場であったろうこの部屋は板敷きで、広さは十五畳くらいでしょうか、広い板の間です。囲炉裏がどちらかと言うと部屋の端にあるのがちょっと気になりました。
その部屋の左隣りの部屋も八畳くらいの板の間になっており神棚が祭ってありました。奥の部屋は居間でしょうか、障子を開けると周りの風景が展開しています。
このような場所の撮影は非常に難しいもののひとつです。部屋が暗く、、多分フラッシュを使いたくなると思います。特にオートでは自動的にフラッシュが焚かれるでしょう。
手前の部屋は確かに明るく写ります。しかしメリハリの無いノッペリとした描写になってしまいます。
ここでは、この建物の重厚感を出す意味から、自然光のままの撮影をしています。
磨きこまれた床の美しさなどはフラッシュ撮影では表現できないものだと思います。
キャノンパワーショットG9 4.7~44.4ミリ F2.8~4.8 ISO100
絞優先 上 F2.8 1/30秒 下 F4 1/30秒 露出補正 上 -0.7 下 -1.7