行灯の或る風景は雰囲気が分る程度の明るさに露出をあわせてあります。
行灯のみ3点は行灯の様子が分るように、実際の周囲の明るさに合わせて露出を与えています。行灯の様子が良くわかりますね。
表現意図によって露出を変えていますが、本来は撮影メニューをM(マニュアル)にセットし、絞りとシャッター速度を手動で合わせるのがベストで、自由に露出をコントロールすることが出来ます。
しかし初心者を含めて殆どの人がオートにセットして撮影する場合が多いと思います。
先にも言いましたが、オートでは露出のコントロールが出来ないことが多いので、同じオートでもP(プログラム)にセットすればストロボの使用、不使用と共に露出のコントロールが出来ます。
少し経験をつんだ方はA(絞優先)にセットするのが良いと思います。
露出のコントロール(露出補正)機能は殆どのカメラに付いていると思います。
露出補正メモリは0を中心に左へ-2、右へ+2と1/3刻みになっていると思います。-側にすれば露出不足、プラス側にすれば露出オーバーになります。
この機構を上手く使うことでよりイメージに合った露出を決定することが出来ます。
今回の撮影は絞優先、露出補正機能+-を使用して露出を決定しています。
ニコンD200 AF-Sニッコルズーム 18~200ミリ F3.5~5.6 ISO1250
絞優先 F3.5~5.6 1/8~~1/60秒 露出補正 -1.0 RAW 撮影