一枚の花びらを残して全部散ってしまっていました。何か残り少ない時を大事にしたいというか、生への執着心のようなものを感じ、シャッターを切りました。
完全に花びらは散ってしまい、後には蓮の実の台?のみが残り、生の終焉を感じさせます。しかしこの中に新しい生命の泉が宿っているのですね。
「虎は死して皮を残す」ではありませんが、蓮は死して実を残すでしょうか。輪廻転生を感じながらの撮影でした。
ニコンD200 AS-Fニッコールズーム 18~200ミリ F3.5~5.6 ISO100
絞優先 F8 1/250秒 露出補正 -1.0 RAW撮影